漆器に施した金箔の輝きが、気品に溢れるのは何故か陶器

 

その訳を漆塗り職人の友人に教わった友達

 

「あれは『白檀塗り』という技法で、

 

金の上に、もう一度、漆を薄く塗るんです」ぬりぬり

 

 

仕上がった時の表面は黒い黒

 

それが3年、5年と経つうち、漆が透けて、

 

下の金箔が、単なる華やかな輝き以上の、

 

奥深い光沢を放つといいます金

 

本来、金は光ろうとし、漆は輝きを抑えようとします↓

 

「金そのものだけでは出せない、

 

いわば、漆があってこその『金色』ともいえるでしょう」キラキラ

 

 

実家のある九州に避難していましたが、

 

この夏、復興住宅への引っ越しが決まり、

 

5年ぶりに福島に戻る友人がいます福島

 

生まれ育った九州の故郷を愛しつつも、

 

40年以上、住み慣れた福島を、

 

愛情を込めて”本籍地”と呼んでいます福島サランラ

 

 

励ましを惜しまない九州の仲間のおかげで、

 

試練を乗り越えました元気

 

この「5年」が、自身を一段と磨いてくれたと、

 

友人は感謝しています感謝

 

 

漆に覆われることで、漆器の黄金が映える金色

 

苦難に覆われ、それを破ろうとする挑戦があってこそ

 

磨かれるのは、人間の器量も同じなのですキラキラ

 

 

 

 

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