護岸工事のために石垣を組む石工が
こんな話をしてくれました
「自分の築いた石垣を目にする機会があったら、
誇らしい気持ちになる。
他の石工が来て、自分の石垣を見れば、
他の家の石垣を築く時、
いい加減な仕事ができなくなる」───と
結局いい仕事をしておけば、
後から来る者もその気持ちを受け継いで
良い仕事をしてくれるものです
誰が見ていようがいまいが、
自分で納得できる仕事を、
真面目に、丁寧に積み重ねる
それがおのずと、他の人の見本になっていく───
人生も、この石工のようでありたいですね
幸福とは何か
それは過去を「満足」をもって
振り返ることができ、
そして未来を「希望」をもって
見つめることができることではないでしょうか
人生には順風もあれば、嵐の時もあります
人の評価ではなく、
自身の努力で積み上げたものだけが、
揺るがぬ未来への土台となるのです