住んでいるマンション近くの公園で
毎日、早朝から老人会のゲートボール
コツ、コツといった音で目が覚める時もありますが、
皆さん、元気だなぁって思いますね
ベランダからその光景を見ていて、
数年前の早朝、歩行器を使うお婆さんが
集合住宅の踊り場で転んだことを思い出しました
その時は、幸い、軽傷でした
自治会の人々や近隣の人々が迅速に対応し、
大事を免れたんです
「お母さんには本当にお世話になったんです」
転んだお婆さんを、自治会副会長の女性が
しみじみ言っていました
お婆さんは、少しうるさいぐらいの世話焼き
料理が得意で「よかったら食べて」と
御近所に振る舞い、
若い人が平らげるのを特に喜んだらしいです
亡くなって数年経ちますが、
地域の人々を大事にする生き方は、
青空に残る飛行機雲のように
皆の心に残っています
「孤立社会」と言われ続けていますが、
人と人の繋がりこそ生きる土台であると、
あらためて教えられた気がします