長女の母です。

 

 

「愛おしい長女」

 


長女(光来)の姿を想像し声をかけながら過ごしています。

 

長女が病院にいながら、ひとり最期まで苦しみぬいたあの恐怖の時間を想像すると辛いです。それは、知性や努力でとうてい克服できるものではありません。



また、長女自身が明日も明後日もあると疑わずにいたことを想う時、胸が鼓動し激しい悔しさに襲われます。

 

 

でも、わたしの中には懸命に生きている長女と、幾つもの長女のこだわりというか個性というか、長女がしてた物が、家の中にあるので目にはいるたびに、長女を感じて愛おしくなります。

 

 

例えば、わたしが昨年の冬いつか忘れたけど長女にアンパンマンゼリーを買いました。しばらくたち、ベットの上のカゴの中に、幾つかのゼリーの空の容器(洗ってティッシュで拭いてありテッシュ付き)がありました。


それを見たときは「何してんだか、光来らしいわ」と思ったくらいで、下手に捨てても怒られると思いそのままにしました。



それを今みると、トイレの洗面所で洗い拭いてた長女が目に浮かび、その長女らしさが愛おしいです。そばにいてほしいと切に思います。

 

 

⭐️ブログ更新・リブログ

 

長女が亡くなり、長女はわたしの中でより深く濃いものになりました。

 

大切な人の力になりたいと思う方リブログを読んでね。

 

相手目線にたつことと「その人になる」のとは違います。

 

長女はメンタルクリニックに長いこと通ってましたが、苦しくなる自分を解決したいからというより、長女は自分の近況を知ってる方に伝えておきたい気持ちが強いため、メンタルもそんな感じで通ってたと思います。


週1ルーティン習慣でメンタルのあと、わたしに電話をしてきて薬局に立ち寄り、一緒に代々木の星乃屋珈琲で食べて帰ってました。



ズレましたが、命のホットラインとか心理カウンセリングの類は聞いてもらうにはいいけど解決にはなりません。心理学は心の中を客観的に観察しうるような錯覚させてしまうところがありますが、科学で(外から)人の心を直接みることはできません。内側からみます。

 

 

 

「火葬までのお顔合わせ」

 

 

身内のみで葬儀を執り行うため、次女君に頼み長女の携帯から最近までやり取りのある方々に一斉ラインをしてもらい他界したことと火葬の日の午前中までお顔合わせ可能な旨を報告しました。(後日、文面みたら3日なのに4日になってたけど)

 

 

その日をお電話で伝え、いちばん最初、オペ日の午前中も光来が電話した大好きなスポーツ協会の方。出張先からかけつけてくださいました。



「光来ちゃん、いつも僕を慕ってくれて電話をかけてきてくれて僕の方がいつも癒されてました。仕事でいろいろあったときも、光来ちゃんと話してると頑張ろうって思えたし、光来ちゃんからの電話だけは忙しくても出るようにしてた。」などといった話しをしてくださり。わたしは、いつもお忙しいのにご迷惑かけてないかと気にしていたのでありがたかったです。光来は、そんなふうに想ってくれてたこと分かっていたのかな、きっと感じていたことでしょう。

 

 

翌日から、社協の方々、区役所の障がい者福祉課の方々、地域の集まりの方々、シニアの方々、芝刈りの方々、マンションの方々、二分脊椎の役員さん、上原中と光明のお友達、先生や親戚、長女はママとよく交流してたのでママたち、名古屋からもきてくれました。



驚いたのは、佐川急便や図書館の配達の方が話してくれたり、一緒に映画を見たお茶の水の元駅員さん、高校通学時にスロープ用意してた新宿の駅員さんも来てくれたことです。

 

 

「いつも明るく話しかけてきてくれて、みっちゃんのようにホームで介助してて親しく話してくる人はいないから嬉しくていつも妹のように思ってました。3年ほどラインやり取りしててオペの話しも聞いてました。」と駅員さん、わたしの知らない嬉しいお話しを聞くことができました。

 

 

光来の人に話しかける芸当というか社交力、たくさん人に与えてきてたんだね、とたくさん褒めたい気持ちでした。←自慢ですが、生きてるとき光来をしっかり認め褒めてあげたかったです。



光来の好きな人、親しい人がうちに来るなんて、光来にとってこんな幸せなことないから、あーこれ生きてたら喜んだだろうなぁ〜って次女君と話していました。

 

 

 

光来のお部屋でお線香されたあと、リビングで亡くなるまでの話しと雑談をしてたので、来客が次々重なるときあり、 お茶出しに悪友が手伝いに来てくれました。また、次女君なしにはこなせなかったです。わたしのいちばんの支えになってくれてました。火葬前日は、お花とか全部どかして光来の隣に寝ました。

 

 

ちゃんちゃん。



中高のお友達写真を載せたかったけど、顔隠しても光来が後ろに寝てるのを出すのはよくないかとやめました。なので、火葬から少し経った日の光来と供花の写真を載せときます。


 

 

 

 

では、また次回に。