理想の生活を言語化する
日本の教員は働きすぎている
突然ですが、現役教員のあなたに質問です。
このブログを読んでくださっているということは、
恐らく教員としての現状に不満を抱えているのではないかとお察しします。
あーつらい。あーもう嫌だ。
保護者とも生徒ともうまくいかなし、
管理職からはパワハラ受けるし、
とにかく仕事量が多すぎるし
働きすぎてキャパオーバーしてる。
今すぐ辞めたい!
と、今何が不満なのか、は明確であっても、
ではどのような状況であればあなたは満足した生活が送れるのか?
これを具体的に想像して、数字を用いて言語化したことはありますか?
今後もずっとこの状況のままで良いと思っているなら深く考えなくてもいいです!
けれども、
この辛い毎日をどうにかしたい。
もっと幸せな人生を送りたい。
こう思っている方は、
理想の生活
を具体的に想像してみてください。
不満を言っているだけだと、今の状況は打開できません。
あなたはどんな生活を送りたいのか?
この記事では、教員の長時間労働の実態から、
本来どうあるべきか、あなたがどうしていきたいのか、考えていきたいと思います。
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教員の働き方の理想と現実を言語化する
理想1.残業なし、毎日定時上がり、週休2日以上
いかがですか。
あなたの理想と一致してますか?
現実は、所定労働時間8:15〜16:45に対して、
朝7時前出勤、21時退社なんて日も。
文部科学省が2022年度に発表した勤務実態によると、
1ヵ月の残業時間が小学校で平均82時間、中学校で平均100時間にも及んでいたそうです。(持ち帰り業務含む)
いやいや、働きすぎでしょ!!
これに対して、残業代は月に約1万円…
バカバカしく感じてしまいますね。
では理想の働き方を考えてみましょう。
給料は変わらず、
毎日8時台に出勤、17時前には退勤し、その後は趣味を楽しむ。
土日はしっかりと休みをとり、家族や友人との時間を満喫してリフレッシュ。
これだけ時間にメリハリがあれば、勤務時間中多少嫌なことがあっても頑張れそうですよね。
ストレスもしっかりと解消できますし。
または、始業時間も就業時間も決まっていなくて、
好きな時間に起きて、パジャマのままコーヒーを飲みながら完全在宅で仕事。
長期で旅行に行きながらも仕事ができちゃう。
こんな働き方を理想としている人もいるでしょう。
理想の働き方をしっかりと想像し、言葉にしてみてください。
そして、現状、あなたの職場はこのような働き方に変わる見込みがあるかも考えてみてください。
理想2.やりがいを感じること、意味を感じる業務だけに集中したい
今の日本の公立教員が担っている仕事全体を100%とすると、
授業と授業準備に費やしている時間はおよそ半分くらいだと感じます。
どこまでを教員の本来の業務と見なすのかの線引きが難しいところですが、
半分以上は本来教員がやる必要のないことなのではないでしょうか。
私が留学していたデンマークでは、
教員は「授業」の時間しか働きません。
授業以外の時間は優雅に談笑しながらチーズなんて食べちゃって、
子どもがどこか擦りむいた〜なんて来た時には
「いたいのいたいのとんでいけ〜。はーいもう大丈夫、遊んでおいで〜」
なんて笑って済ませ、また先生同士の談笑に戻る。
デンマークの教員は丸つけもしません。
子どもがやったことに対して、良し悪しをつけることに価値を見出していないので、
そもそも丸つけが必要になるような教育はしていないのです。
掲示物貼るのも掃除をするのも、業者の仕事。教員の仕事ではない。
課外活動ももちろん教員は関与しない。
教員=子どもに勉強を教える人。
とってもハッキリしていて働きやすそうな環境でした。
「働きすぎ」とは程遠い働き方でしたね。
それに比べ、日本の教員はどうでしょう。
どのような業務が無駄と感じますか?
どのような業務がなくなれば
あなたは職場環境に不満を抱えなくなりますか?
ここを明確にし、次に、改善策を考えてみてください。
理想と現実のギャップを埋められるか
「私はこんなことをするために教員になったわけじゃない!」って思うことがたくさんあることかと思います。
不満に感じることをまず全てリスト化し、
そして、その問題を解決するためにはどうすれば良いかも考えてみてください。
・そもそもその業務をやらないで済む方法はないのか。
・効率化するなりして自分で改善できることではないのか。
・他の人にお願いできる業務ではないのか。
・管理職に改善を促すことはできないのか。
できることがある!と思った方は、ぜひ、すぐに行動に移し、
今後の日本の教育業界のためにも、職場環境の改善に全力を尽くして頂きたい。
けれども、現状どう頑張っても改善する見込みがない、
またはもうすでに疲弊しきってしまい、職場に対してアクションを起こすエネルギーがないという場合は、
思い切って新しい道に進むしか、今の不満から解放される方法はありません。
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