私の中のいろんな人たちの

言葉を聞いたら


身体の疲れが軽くなったお話。







まとめて一言

文章にしてしまうと


まぁ

なんてあっさり。





しかしこれもまた

本人にしかわからない

不思議感覚。




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まぶたはどんより重たくて


内臓に砂利を詰め込んだように

身体の芯からずっしりダルくて


電車の椅子にめり込みそうだったとき。







まずは、

身体の疲れに意識を向けた。


カタイところ

痛いところ

重たいところ


身体をスキャンしながら



毎日頑張ってくれてありがとー

酷使しちゃってごめんねー



と声をかけた。




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思考に意識を向けて


活発な存在たちの

しゃべるままに言葉を聞いた。






もういい加減、無理するのやめなよ


もうこりごりだよ

うんざり


疲れたーーーーー!!!!!


疲れた!疲れた!疲れた!!!


もうヤダ!!


辞めちゃえよ!!





うんうん。

そうか。

そうなんだね。





自分が自分に怒っているのを感じながら

他人が喋るのを聴くように。




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すると

疲弊した存在とは別の存在が話し出す。





ごめんねー


自分でうまく調整できなくて

無理させちゃったね


みんな頑張ってくれてありがとう


みんなには本当に申し訳ない




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理解と共感を示す言葉。


愛のエネルギーのようだけど

どこか浅い感覚。





じっくり感じてみると


怒っている存在をなだめなきゃ

怒りを鎮めなきゃという

意図を持った存在がみえる。




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怒りを鎮めようとする存在に意識を向ける。



このあとまだお仕事が残ってるから

疲れを出したくないんだ。


不機嫌モードで行きたくないんだ。





そんな言葉が出てくる。







みんな(身体も含む)には無理させちゃって

本当に申し訳ないけど

お仕事だから丁寧にやりたいんだ



いつもみんなのおかげで活動できてるよ



ありがとう



今日はあと少しだから

あと数時間だけ

一緒に頑張ってくれるかな




このあとはこんな予定なんだ


そこで出会う人たちと

丁寧に向き合いたいんだ



どうかよろしくね



頼りにしてるよ









電車を降りるひとつ前の駅で

目を開けると




さっきまで

泥のように重たかった身体が

すっと軽くなっていた。




そして

その日のお仕事を最後まで無事に


それも

心も身体も穏やかなままに

終えることができた。







わお


びっくり。





全身の細胞が

答えてくれたってことかしら。







自分の中の存在達とのおしゃべりは

まだまだ始めたばかり。



今後も

耳を傾けていこうとおもうよ。