存分に街を堪能してから、New Yorkに移動した。
留学中は学校が休みになると、ここへ来て色んなライブを観てた。
少し歩くとすぐに、やたらと活気の溢れた街並みが広がってた。
記念写真を撮ろうと思ったが、
すでに観光客が長蛇の列を作っていて諦めた。
フェリーで渡ってみて初めて分かったこと。
ここはもともとは独立戦争時代の軍事要塞があった場所で、
アメリカの独立100周年を記念してフランスから贈られたこの「自由の女神像」はその城壁の上に建てられた。
女神が抱えてるは独立宣言書。
ローマ数字で「1776年7月4日」と刻んである。
今はすっかり整備されて、南北のツインタワーの跡地に水のモニュメントが設置されていた。
その淵には犠牲となった人々の名前が。
当時の状況がよく分かる沢山の「時の記録」がそこにあった。
日本人を含む約3000人の犠牲者と6000人以上の負傷者、そしてその家族たち。
多人種、異文化といった現代社会が抱える大きな「歪み」が、最もえげつない形で表された場所だ。
今の時代を生きる人間にとって、誰しもが胸に刻むべき「事実」がそこにあると思った。
地下鉄で移動の後、ブルーノートへ。
時差ボケで睡魔と闘いながらも、至福な時間を過ごした。
Pat Methenyとのアルバムの印象とは少し違って、
今日のJoshuaはシャープな印象。
キレの良いJazzを堪能した。