準決勝、相手はライオー 。
準々決勝では、国体予選にも出場している常勝・雷電を1-0でくだして勝ち上がってきた強豪だ。
5番セカンドで先発出場。
相手投手は上尾高校のエースだった男。球速・制球・変化球の切れ味、いずれも一級品だった。
しかし、ウチのエースも負けていない。ランナーは許すものの何とか凌いで要所を締め、試合は0-0のまま最終回へ。
つないでつないで、2死2,3塁。
3番高橋くんの打球はレフトの頭を越え、初野くんがサヨナラのホームを踏んだ。
1-0で勝利。
ついに、決勝に進出だ。
走・攻・守、あらゆる面で相手の方が何枚か上だったと思う。戦いながら、見習う点はたくさんあるなぁと思っていた。
でも、弱いながらも、力が上の相手にでも、最後には勝つ。
監督やキャプテンがずっと言い続けてきたウチらしい形が、今実りつつある。
来週、チームに入ったときからの夢だった、「監督の胴上げ」をします。