姉彼殿がアンコウ丸ごと1匹を携えてやってきた。


行雲流水-アンコウ

約3kgの大物。

今日はこれを捌いて鍋をこしらえてくれるという。


見事な包丁さばき、アンコウは淀みなく解体されていく。

子供たちと一緒に、鼻息を荒くして鑑賞した。


行雲流水-アンコウ2


鍋は実にうまかった。

あっさりしていて、身はプリプリ。

しめの雑炊にはたっぷりのショウガを加えて、完食。


本当にごちそうさまでしたm(_ _ )m


ちなみに、素材フェチ の姉彼殿の最近お気に入りの一品はコチラ。


行雲流水-マンモス

「マンモスの角」、だそうです。


阿佐ヶ谷まで足を運び、その筋(どの筋だ?)では有名な某店で購入したとのこと。

食事中さりげなくポケットから取り出し、愛おしげに目を細めていた。


父は「贋物では?」との見方を強めていたが、まずそもそもなぜマンモスの角を欲したのか?という疑問が沸く。しかしそれを聞くのは野暮の極み。

シベリアの凍土で何万年も眠っていたモノが今ここに・・・。

膨大な時間と歴史の積み重ねに思いを馳せ、素材を愛でる。

これこそ「素材道」のロマンであろう。


アンコウ鍋に舌鼓を打ちつつ、マンモスの角を眺める。


最高の時間でした。