日本社会が抱えるあらゆる問題の原因は大きく3つ、


1つは家庭教育(家庭での子育て)、


2つ目は学校教育の問題、


3つ目はメディアを中心とする社会教育問題です。


今回は、


今朝のスマートニュースの記事から学校教育関連ニュースを2つ選んでみました。


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先ずは中教審と文科省による「次期学習指導要領素案」に関する問題です。


産経新聞の記事によれば、


これまでの定時の授業時間などを調整し、


授業時間を変更出来るということのようですが、


授業時間はこれまでにも十分にあったはず。


そしてもう一つこの記事で見えてくるのは、


教師の研修について触れておりますが、


そもそも授業時間を調整してまですることでは無い。


これだと、


これまでにも日教組がやっていたことを堂々と出来るようになるだけの話。


本気で教育問題を解決する気があれば、


大学での教育科学部などを中心とする「教員養成」の内容を改善すべき。


そもそも学校教育は研究の場ではなく、


児童生徒も研究対象では無い。


しかも、


この学習指導要領は、


学校教育現場ではほとんど意味をなしていないところがあることも見るべき。


そしてもう一つのニュースですが、


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「進学校でも『教科書が読めない』子が半数!」?


これで社会に出たら重要な資料も読めないことになりますよね。


読解力の低下?


確かにテレビでのクイズ番組やバラエティ番組などを観ていると、


「このくらいの知識は必要だろう」とか、


「こんな字が読めない?」などと思うことは多々あります。


しかしこのような事は、


僕が塾の講師をしていた頃、


今から約 40年ほど前から一部ではあった事であり、


デジタル化が進んだ現代社会では尚更その事を踏まえての教育をすべきでしょう。


教科書が読めない、仮に読めても理解力(読解力)が無いという子は多く見かけますし、


これは子どもに限らず大人でもよく見かけますよ。


本は読めても、


その内容の理解までは出来ない人も多く見かけます。


僕もそうかも知れませんね(笑)。


読書といえば僕は、


中学生の頃、学校の図書室から本を借りて読み漁っておりましたが、


東京にいた頃松竹の霧プロを立ち上げた3人のうちの1人だった野村プロデューサーから、


松本清張氏の「渡された場面」というのを映画にするから読んでいてくれと言われたことがありました。


その後直ぐに新宿の紀伊國屋書店でその本を買うと、


帰りの電車で読み終えました。


すると不思議なことに、


その本の内容が全て頭に記憶され、


その後約6年間は記憶に残っていました。


ただ、


映画にする前に僕が松本清張氏を怒らせたので、


結局その時には台本が中々出来上がらず映画はボツになりました。


まあ、


この話はともかく、


この体験をもとに子どもへの教科指導では、


読解力と記憶力などを鍛える指導をもしておりました。


しかもこれは、


時間をかけてするのでは意味がなく、


短時間に集中して行う必要があるという事です。


ですから、


多くの親や教育者が言う事の、


「もっと勉強しなさい」などと時間をかけてするのは逆効果であり、


下手な指導者ほど時間をかけていますよね。


何れにしても、


学校教育の問題は授業時間や教科書などの

問題以前に、


教師の知識と感性、資質や指導力の強化を教員養成の時に行うべきでしょうね。


「教育バカ」と言われた僕が、


教育の話になると霧がありませんので、


今回はこれで終わりにします。


今後もブログを宜しくお願い致します。