最近中学生や高校生など、


子どもたちに絡んだ事件やトラブルなど問題も深刻化してきております。


少子化などと言いつつも、


子どもを犠牲にするおとな達の問題は絶えません。


私たち人間がこの世に生まれてくる時には、


全ての赤ちゃんが皆等しく綺麗な心で生まれてくるのですが、


家庭では親の姿勢、後ろ姿を見て育ち、


学校では教師の姿勢や後ろ姿などを見て育ちます。


皆さんはどうでしたか?


どのような記憶が残っていますか?


学校で学んだことをどれだけ記憶し、


日常生活や仕事に活用出来ていますか?


そもそも家庭での子育てとは、


学校の勉強や宿題を親がさせるものではありません。


本当の子育てとは、


真の愛情を注いで、注いで、注いで心豊かに育てるものです。


また、


子どもの勉強嫌いや勉強しない子どもは、


幼児期の子育てに大きな原因があるのですが、


小学生や中学生からでも勉強好きにさせる事は出来ます。


それが出来ないようでは、


親として子育て失格ですね。


子どもにとっては、


机について教科書とノートを開いてするだけが勉強ではありません。


子どもが親に似てくるのは、


顔など容姿は遺伝子的なものが大いにありますが、


癖や習慣などは親の姿を見て育つからです。


そもそも「勉強」という言葉の捉え方に問題もありますね、


「勉強」=「教科書」は勉強の一部に過ぎません。


親も教師も、


「教育」や「勉強」の目的や役割など正しく理解し、


子どもたちには正しく教えなければなりません。


過去の記事にも書きましたが、


ある大学生から、


「高校入試には、3教科若しくは5教科しか無いのに、中学校ではなんで美術や技術に音楽など、入試に関係のない教科があるんですか」


という質問を受けたことがありました。


僕がその大学生に音楽や美術など教科ごとの目的や必要性などについて説明すると、


「ああ、そうなんですね。よく分かりました。どれも必要なんですね」


と、言っておりました。


皆さんは、正しく教えられますか?


僕は小学校、中学校と不登校でほとんど学校へは行ってなかったので中学校の卒業間近に担任の先生から三者面談の時に、


「3年間の出席日数がほとんど足りないので、本来ならもう一度やり直さなければならないが、テストをして必要な点を取れれば卒業出来る」


ということでしたので後日に1人でテストを受け、


その結果、皆と一緒に卒業する事が出来る事になりました。


それで2度目の三者面談では、


先生から高校進学を薦められ親からも高校へ進学しても良いと言われました。


しかし、


勉強の目的や役割などいろんな疑問を抱えていたので高校進学は断りました。


そのような僕ですが、


東京では大企業に採用されたことや国内外の学術機関に所属したり、


教育関係やカウンセラーとしても仕事が出来ました。


また、


進学塾では児童生徒に教科指導を行い子どもたちの成績を上げ、


多くの子どもたちを志望校に進学させたり、


勉強嫌いの子どもたちには勉強好きになるように指導していました。


皆さんは気づいていないと思いますが、


根っからの勉強嫌いな子どもはいません。


正しく教えてあげれば、


自ら熱心に勉強するようになり、


成績の上がらない子どももいません。


とにかく家庭ですべき子育てとは、


親が先ず姿勢を正し、子どもの前では夫婦喧嘩をしない、


マナーやルールを親自らが示して教えるなど、


たんに口先だけで言うのではなく実践して見せれば良いのです。


それから、


正しい愛情を与えることです。


今後は、


一人でも多くの子ども達が愚かな大人の犠牲にならないことを願うばかりです。


思いやりの心と為に生きる生活をしている親の元では、


心豊かで優しい優秀な子どもが育ちます。