早くも1週間が過ぎて日曜日になりましたが、
今朝も観てますこの番組!

何とも言い難い歯切れの良くない回答でした。
ところで、
今朝のこの番組から特に気になった問題について少し書いてみようと思います。
先ずはトランプ大統領が各国へ発した関税や国内の米の価格、消費税減税の話から始まりましたが、
利己主義に走れば経済は崩壊するという原理を知らなければなりませんね。
これは、
昔から言われている「情けは人の為ならず」と同じ原理です。
次に気になったのは、
なかなか無くならないストーカー事件についてです。
法律ではストーカー対策法が改正されておりますが、
以前からお伝えしておりますように法律で罰則強化を図るだけでは解決できません。
私たち人間にも動物と同じように「物欲」「性欲」等の欲望や「防衛本能」「闘争本能」などの「本能」はありますが、
動物と私たち人間の大きな違いは、本能を抑制する「精神」があることです。
僕がよく大人に対して「5歳児」と呼ぶのは、
自我が芽生える5歳児くらいになると、
自分の欲望を満たそうと親に対してワガママを言うようになったり駄々を捏ねたりしますよね。
それから、
自分のしたいこと、自分の欲望を満たそうとする事は出来るようになりますが、
自分の欲望をコントロールしたり、他人のことを考えたり、他人に何かをしてあげるところまでは出来ません。
ですから、
そのまま大人になると、
本能のままに自己中心、ワガママに生きるようになります。
ストーカー犯罪もその一つですから、
ストーカー犯罪者には大人への成長を促進する教育やリハビリが必要ですね。
先日にも書きましたように、
私たち人間は、「教育によってのみ人間となる」ということですから、
人間社会に生きる私たちには、どれだけ教育が重要であるかを知らなければなりません。
しかしその教育改善では、
教育制度や教科書等の改善だけでなく、
大学における教員養成の在り方の見直しや現役教員の再教育等が必要不可欠です。
本当に教育が正しく行われていれば、
社会問題はこれほどまでに増加しないどころか深刻化することも無かったでしょう。
とにかく、
ストーカー犯罪や痴漢、性犯罪など犯罪の予備軍は皆さんの周りにも沢山います、
ただ、何とか今のところは抑制されているようですが、
その抑制機能が育っていない大人たちにどれだけ自己抑制が出来るかは不明です。
日本の事件発覚後の犯罪者確保の対策は事ある毎に強化されますが、
肝心な防犯対策は全く機能していないと言っても過言ではありませんね。
そもそも「防犯」とは何か?
犯罪を未然に防ぐと言うことではないでしょうか?
そうなると、
罰則強化などではなく、
犯罪者を育てないことが本当の防犯対策ですよね。
だからこそ、
「子育て」や「教育」が重要なのです。
今後も、
防犯や教育について一人でも多くの人が考えるようになって欲しいですね。