先ほど、


いつものニュース番組を観ていると、


※⬇️テレビ番組表より!

「面白い授業を生徒に」というタイトルで、

学校では今になってやっと、

授業の在り方について考えるようになったようですね。

テレビでは、

ドイツの「ベルリンの壁」についての授業で、

並べて立てた発泡スチロールをベルリンの壁に見立てて、

生徒たちが壁に落書きして壊すまでをドイツの人たちの思いに寄せて落書きから壊すまでをしているのが放送されました。

確かに生徒たちには面白いでしょう、

しかし僕としては、

通常の授業での工夫が見たかったですね。

僕も塾では、

1クラスの生徒数が10数名から多くて50名のクラスまで授業しておりましたが、

僕の授業は独特なので時々塾長さんが授業を見に来ていました。

偏差値は、37くらいから70以上と、

生徒の偏差値もバラバラですが、

それを全体的に上げていくには学校や普通の塾(予備校含む)等の授業では限界があります。

しかし有り難いことに僕は、

小学校、中学校では不登校でほとんど学校へ行っておらず、

高校や大学は仕事では行きましたが生徒としては行かなかったので、

つまらない授業を受けずに済みました(笑)。

ところで、授業で最も大事なことは、

教師が自分の教える教科の目的や役割をしっかりと把握し、

児童生徒に教えるのではなく、

内容を理解し、日常生活や仕事など人生で活用出来るようにしてあげることですよね。

例えば中学生の空間図形では、

大根と包丁を持ち込んでの授業を行ったり、正八角形と正八面体の区別では紙とハサミを使って作らせたり、

とにかくそれぞれの授業を工夫して授業をしていました。

しかし僕が教科について教えるのはわずか 10 〜 15分くらいが多くて、

あとは教科に合わせた話や他の話をすることもありました。

また時には、

一瞬で児童生徒の聴解力や理解力、計算力を確認出来る方法も取りました。

これは、

児童生徒が 50人いても数分で出来るものです。

それから、

宿題については全員ができる範囲で出して、

家庭訪問では生徒の前で親に、ある約束をしておりました。

その約束とは、

「勉強しなさい」「宿題は終わったね?」などの勉強に関する言葉を絶対に使わないこと。

そしてもう一つ、

親や家族は絶対に子どもの宿題を手伝わないこと。

主にこの言葉の問題と宿題の問題の2点について約束を守るよう伝えて、

その分、塾でしっかりと要点を児童生徒に教えていました。

それでも学校や塾では、

未だにワンパターンの指導を続ける教師や講師が多いようですね。

でも、

今日のニュースで少しは、

指導の在り方についてに考える教師や学校が出てきたことは良いでしょうね。

とにかく教師(または講師)は、

単に教員免許を持ってるだけでは意味がないですね。

親、教師(または講師)、児童生徒の3者が、

常に連携を取りながら教育指導できるようになることを願っております。

今後、

本物のプロの教育者が出てくることを願うばかりです。