今日は 10月 10日、


久しぶりにアルバムを開くと、


出てきたのはこの写真です。


※⬇️広い範囲で山が削られていきます。


※⬇️近くで見ると、こんな感じでした。

実はこの場所、

ゴルフ場の予定地でしたが、

長年手つかずの山でした。

僕と友人はここへ車で乗り入れて遊んでいましたが、

ある日この場所へ行く途中の杉林などに、

「AUTOPOLIS」と書かれた看板が数か所に立ちました。

やがて上の写真にあるように、

かなり広い範囲で山が削られていきます。

最初に看板を見た時には、

AUTOPOLIS(オートポリス)という文字から思ったのは、

自動車警ら隊、つまり警察官のドライブテクニックの訓練所でも出来るのかということでした。

当時僕は昼間はカウンセリングなどを行い、

夜は塾の講師をしていたのでわりと昼間は自由に活動していたので、

時々この工事現場を見に行ってました。

ある時工事現場の事務所で、

何が出来るのか尋ねようと訪問したところ、

事務所のスタッフの中に中学校の同級生がいました。

何が出来るか尋ねると、

自動車等のレース場が出来ると言うので僕はその言葉から、

今度はオートレースやボートレースなどのギャンブルをイメージしていました。

やがて完成間近になり、

1990年の8月末頃にプレ・オープンのイベントが開催されるということで、

知り合いの新聞記者も来ていたので僕も新聞社のスタッフ、つまりプレススタッフとして記者と一緒に入りました。

※⬇️この写真は、その新聞記者の人が撮った写真の1枚。

大勢の観客が見ている前でこの車を振り回しているのは、


当時 F-1ドライバーだったブラジル出身のネルソン・ピケ氏です。


この写真は、


小さくて分かりにくいかもしれませんが、


後輪から煙が出るほどタイヤを回転させて車をスピンさせているのですが、


観客のいるスタンドとは反対側のサーキットコースの端に立っていた僕を見て笑いながら車を操るネルソン・ピケ氏です。


この時点ではまだ僕は、


モータースポーツというものをよく知りませんでした。


しかしこの後に、


ネルソン・ピケと同じく当時F-1ドライバーだったアレッサンドロ・ナニーニの運転する車に同乗して、


F-1ドライバーのダイブテクニックと走りの素晴らしさを体験出来ました。


※⬇️その時の写真がこちらです。


車はAUTOPOLISの専用車両でしたが、


時速約190k/hの速度で1コーナーを回りながら走っているのに、


きれいにコーナーをクリアしながら時折横を向いて笑っていました。


このドライブテクニックの素晴らしさに魅了されて、


僕も安全運転と車を自由に使いこなす為にA級ライセンスを取るに至ったのです。


近年では交通事故が多発しておりますが、


出来ればドライバーの皆さんもこのようなサーキット等でドライブテクニックを身に着けて、


一般道や高速道路等を安全に走れるようになって欲しいですね。


おかげで僕も、


車の怖さを知るとともに、


安全運転ができるようになりました。


ドライブテクニックの基本は主に、


心の在り方「思いやりの心」や「ゆとりある心」等であるメンタルの強化と、


走る(アクセル操作)、曲がる(ハンドル操作)、止まる(ブレーキ操作)という3つの技術(スキル)の強化です。


皆さんは、「何だそれだけか、それくらいは自分でも出来る」と、


自分のメンタルやスキルを過信してはいけませんね。


その結果が、


死亡事故をはじめ多くの交通事故を招いていることを理解しなければなりません。



今後も皆様の安全を願っております。


最後に、


このAUTOPOLISサーキットを創設された鶴巻社長さんには大変お世話になりました、有り難うございました。