日本社会の治安の悪化が進む中、


事故や事件が増加しており、


中には誰にも理解不能な事件も発生しております。


しかしその根本的な原因としては、


家庭での子育てや学校教育、そして極めつけのメディアにあります。


例えばこちら⬇



これは赤ちゃんが生まれるときに地域の役所から受け取る母子健康手帳ですね。

この母子健康手帳の後ろの方のページに「児童憲章」というのが書かれております。

しかし多くのお母さん方はこの事を知らず、

僕の知る限り90%以上のお母さん方は気づいてもいませんでした。

この児童憲章に沿って子育てや学校教育が行われなければなりませんが、

現実にはこの児童憲章を無視したような子育てや学校教育が行われているのです。

母子健康手帳をお持ちの方は、

この児童憲章、中でも特に第2項の項目、

「すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもって育てられ・・・」

この部分は最も重要ですから必ず実践してください。
(分からなければ身近な専門家に尋ねるとか僕でも相談受け付けます)

ただ、

これだけでは難しい現実があることも確かですね。

例えば「正しい愛情」とはどのような愛情のことか?「正しい知識」とは?など、

これもやはり、

厚労省から何らかの方法で保護者に伝えなければなりませんね。

次に学校教育ですが、

※⬇小学校の学習指導要領(文部科学省発行)より、

一部抜粋したのですが、

例えば赤線の部分で最初の赤線には、

「心身ともに健康な国民の育成」

と書かれておりますが、ここで言う「心身の健康」とはどのようなことか?

体は食べて寝て日に日に育ちますが、

心はそういうわけには行きません。

心知らずしてどう育てるのか?

また、次の赤線の部分には、

真理を求める態度を養い、豊かな情操道徳心を培う」

とありますがここには、

「真理を求める態度」「豊かな情操」「道徳心」という3つの項目がありますが、

学校教育ではこの3つの項目が行われていないのが実情です。

文科省発行の学習指導要領には「道徳教育」の項目や時間割が明記されているのに、

道徳を指導していない学校が多いのも現実問題として挙げられます。

その為に、

真の自由を知らない、マナーを知らない、ルールを守らないなどとんでもない大人が増えるのでしょう。

僕は昔から、

「人は教育によって人間となる」という考え方で教育指導をしてきました。

ここで言う「人」とは、

自分以外の人との関わりを持たない、孤立した自己を意味します。

人間とは人と人の関わり、つまり「社交性」を意味します。

孤立した自己とは、心の成長が「自我の芽生え」で止まり、

自分の都合の良いように物事を解釈し自己中心的に生き、他の人との関係をうまく取れない事です。

それに比べ人間は、

自分を人間社会の1員として捉え、

他の人達とのコミュニケーションや交流がうまく取れて、

「思いやりの心(真の愛)」によって「為に生きる生活」を営むものです。

僕がよく、

「厚労省や文科省がキチンと正しく機能を果たしていれば、こども家庭庁など不要だ」

ということもここにあります。

少し長くなりましたが、

うまく纏めるのが下手なので今後もブログを通して少しずつでも理解していただければ幸いです。