物価高騰は続き、
倒産する企業も増えています。
今後も経済破綻は増えてくるでしょう。
その要因となるのはいろいろありますが、
中でも主なものとして次のことが言えます。
※⬇ライフラインの1つである水道水!
例えば、
私たち人間など全ての生き物が生きるのに必要不可欠な水ですが、
このようなライフラインで何等かの理由で使用料金の支払いが2回、もしくは3回滞ると、
直ぐにライフラインを止めますね。
以前にも書きましたが、
冬の寒い時期に電気を止められ、
ろうそくの灯りで受験勉強していた受験生が、
ろうそくの火から発生した火災で亡くなるという悲惨な事件がありました。
ライフラインは時として、
人の命をも奪いかねません。
ここまでで、
何が言いたいのか分かる方は賢い方ですね。
つまり日本では、
水道水、電気、ガス、医療費、税金などなど、
あらゆる定期的に支払いが必要な多くのものが私たちの命を生活を支えております。
しかし、
行政も企業もそうですが、
前述したようにある程度支払いが滞ると直ぐにその制度を停止します。
そしてその債権回収についても、
「未納金一括支払い」という方法を取りますよね。
ここに問題があるのです。
何等かの理由で支払いが滞るというのに、
更に停止して一括支払いを要求する?
これほど愚かな債権回収方法はありませんね。
これだと、
1つ間違えば共倒れになります。
それで倒産する企業や自ら尊い命を落とす人も出てきます。
ある意味「殺人」ですよね。
これが「利己主義」「自己中心」的な経済優先の日本社会です。
しかし両者にとってプラスになる方法があります。
それは先ず、
経営者が「利己主義」から「利他主義」へと意識転換し、
「自己中心」から「思いやりの心」での経営へと転換していくことです。
昔から「金は天下の回りもの」と言われているように、
債権回収などの方法を変えるなど賢くすればその経営者は更に発展するのですが、
其れがないから日本は経済的に落ちていくのです。
自業自得ですよね。
賢い人、発展する人は顧客を優先し、
支払いが滞った人には流れを止めるのではなく、
滞った分を次の支払いからの分に分割で追加して支払っていただくという方法を取ることです。
賢い経営者は既に、
その方法を取って上手に経営していますので何れ発展していきます。
また、
どうしても支払いが難しい人には債権を無しにするのです。
ところがそうすると、
「そんな事したら破綻してしまう」
という人がいますが、それがマイナスになるという原理を知らないから何れ倒産するのです。
仮に債権を無しにしても、
その「思いやりの心」が何れ別のところからの収入が増えて発展することを知らなければなりませんね。
「情けは人の為ならず」という言葉のように、
人を大切にする人はこれからの時代に必要な人ですから、
新たな時代の先駆者として生きるのです。
しかし、
世界的に見ても独特な日本の資本主義社会ではどうしても、
「利己主義」「自己中心」「わがまま」の精神で育てられているので、
簡単には意識転換出来ないでしょうし理解でできないでしょうね。
じつはこの差が、
欧米諸国との大きな差となって出てくるのです。
一度崩壊して全てを失わなければ、
本当に必要なこと、重要なことに気づかないのは残念ですね。
今後のあらゆる危機から、
一人でも多くの人が命を救われることを願っております。