今日も一日、


様々な出来事がありましたが、


一日を無事に過ごせたことに感謝です。


現代社会を見れば明らかなように、


子育てや教育が正しくなされなければ社会問題も増えるばかりです。


今回は、


幼児期の子育てについて要点を整理してみましょう。


僕が幼児期の子育て向けの教材など販売していた頃の話ですが、


多くの家庭にが幼児物の絵本や玩具が揃えられていました。


しかし、


多くの家庭が子どもの絵本の選び方に間違いがありました。


それは、


乗り物の絵本、擬人法で描かれた絵本などが目立ちました。


そもそも多くの幼児は2歳くらいから周りのものに興味を持つのものですが、


中でも動くものに興味を示すからでしょうけど乗り物の絵本や動物の絵本を多くの家庭で見かけました。


しかし、


本当に幼児を興味を示しているのは、


身近な家族の動きです。


ですから、


1人で着替えをする子ども、1人でトイレへ行く子ども、


歯磨きをする親、台所で料理する母親など、


日常の家族の動きを見て真似をするようになるので、


そのような日常の家族の生活などを擬人法など使わずにしかもきれいに描かれたものを好んで見るのです。


ですが、


そのような絵本が無いということは、


絵本作家でも子どものことがよく分かっていないのではないかと思うのです。


ましてや、


小学校低学年向けには良いかもしれませんが、


色もハッキリしない抽象画で描かれた絵本も多く見かけましたが、


特に幼児期の子どもにはよくありませんね。


とにかく、


家族の日常をきれいな絵で描かれたものは、


子どもも良く見ますし、それが自然としつけにもなるのです。


次に大切なことは、


2歳から3歳くらいになれば、


少しずつ周りのいろんなものに興味を示し、


質問も増えてきますよね。


実はその時の親の対応の仕方で、


その後の子どもの親に対する信頼関係にも影響が出てくるのです。


次々と質問してくる子どもに、


忙しい時などは特にそうでしょうけど、


「いま、忙しいから後にしなさい」とか、


「さっき、それは言ったでしょう」など、


子どもの質問を止めてしまうような態度を取ってませんか?


また、ひどい親になると、


「うるさい」と怒鳴りつけたり、引っ叩くなどの虐待を行う親もいますよね。


しつけは、


まず親がキチンとした態度をとるとか、


ルールやマナーを守るなどすることから始まります。


先ずは、


親から正しいお手本を示せるようになりましょう。


そうすれば、


子どもも親の後ろ姿を見て良く育ちます。


これからは、


一人でも多くの素晴らしい子どもが育つことを願っております。