BIGモーターや損保等で揺れる日本経済ですが、


まだまだ問題企業は氷山の一角に過ぎません。


これまでの「当たり前」の経営は、


未来の非常識であり犯罪ですから、


今後も経営を継続させるには経営者側の意識転換や思考転換が必要不可欠です。


そうでなければ、


倒産する企業は今後も相次いで出てくるでしょう。


利己主義の経営では崩壊していきますので、


利他主義への思考転換が重要です。


この世はまだ悪が先行する社会ですから、


企業経営でも顧客や従業員よりも自社の利益追求に重点が置かれ、


結果的に問題が浮上して最悪倒産へと向かうでしょう。


例えば我が家が今の住宅へ来てから間もなくの事でしたが、


同じ大分県で不幸なニュースが飛び込んできました。


高校受験を間近に控えた中学3年生の男の子が受験勉強に大変な時期に、


家庭の事情で電気料金が支払えず電気を止められていました。


ある日の夜、


母親が電気料金を何とかしようと外へ出かけていたとき、


蝋燭(ろうそく)の灯りで勉強していた男の子の蝋燭の火が周りに燃え移り火災が発生、


男の子は帰らぬ人となりました。


日本人の多くの人は、


電気、水道、ガス、電話などなど、


生活に欠かせない事であろうとも支払いが滞れば、


たとえ電気であれガスガスであれ、生活に欠かせないことでも何でも、


直ぐに止めてしまい一括支払いを求める。


しかもこれが、


日本経済の「当たり前」になっているのです。


ところが、


これも愚か者の発想であり両者にとってもマイナスになるだけです。


本当に賢い人や悪賢い人は、


このような事はしません。


本当に賢い人は、


例えば1か月、または2ヶ月分支払いが止まったら、


その次からの使用料金に分割で上乗せして回収していきます。


決して、


止めることはしません。


それが本当の「思いやり」であり、


消費者の「為に尽くす」という優秀な経営手法です。


この方法が、


これからの新たな時代で発展していく企業となります。


支払いが滞れば消費者への提供を即停止して、


一括支払いを要求するような企業は今後倒産していく道筋が見えてくるでしょう。


政府も同じく、


何でも法改正で取締を厳しくすれば良いと言うのは愚策でしかありません。


ましてや、


宗教を否定するような政治家は信頼できないどころか、


裏では何をしているか分からないですね。


とにかく今後は、


日本の経済のみに関わらずあらゆる問題が、


日本社会の崩壊を加速させるだけです。


今後は、


一人でも多くの賢いリーダーが出てくることを願うばかりです。