先日の山手線で刃物を持つ人、
その刃物を見てパニックなった人々、
この事件で同じような体験をしたときのことを思い出しました。
一度目は昔のことですが、
日田市でPersonal無線クラブに入っていた頃でした。
夜に皆で集まろうということになり、
日田市のとある公園へ集合したクラブメンバーですが、
駐車場を囲むように皆で車を停めると中央の池の周りに集まりました。
するとそこへ1台の外車がやって来ましたが、
運転席と助手席から2人の男性が降りてくるのを見た瞬間、
クラブのリーダーが「危ない、逃げろ」と叫ぶや否や一瞬にして皆は自分の車に走り乗っていました。
何が起きたか分からず周りの皆を見ている僕の後ろで、
ブンブン と、何かを振り回す音がしたので振り返ると、
外車を運転してきた男性が日本刀?らしき刀を振り回していました。
その男性は僕のすぐ後ろにいたので振り向いた時に顔が見えました、
ソレ以前に一度、ぼくのつけていたバッジとその男性がつけていたひし形の金バッジを替えてくれと言ってきた反社会的集団のLeaderでした。
その時は助手席から降りてきた男性に刀をトランクへ入れるよう指示して終わりましたが、
その後その男性は反社会集団を離れ普通の仕事に就いて車も表情も変わりました。
そして2度目は、
今から15年くらい前だったかと思いますが、
この中津市で運転代行の仕事をしていたときでした。
1本の無線で花屋さんへお客さんを迎えに行くと、
体格の良いガッチリした男性が新聞紙に包まれた約1メートルくらいの長い物を持って出てきました。
花にしては真っ直ぐで先のほうが細くなっていたので刃物かなとは思いましたが、
その男性の車に乗ると男性はその細長いものを持って後ろの座席に乗り込んできました。
走り出してしばらくの間、
不安で落ち着かないので男性に話しかけると、
落ち着いた低い声で答えてきましたが、
その男性は調理師で長包丁を持ち帰るところだと話していました。
何事もなくその男性を自宅へお送りしたのを、
今朝も放送された新宿の事件で思い出しました。
今の世の中、本当にいつ、どこで、どのような事に遭遇するか分かりませんので、
皆さんもトラブルに巻きこまれないことを願っております。
今日も一日、
皆様の自由と健康と安全が守られますよう願っております。