きょうも朝から、


いろんなニュースが絶え間なく入ってきているようですが、


まず僕が気になったニュースと言えば!?


政府が新たに設置しようとしている「子ども家庭庁」のニュースです。


長年子どもたち相手に仕事してきましたが、


僕がカウンセリングの仕事を始めた頃は、


まだ「カウンセリング」とか「カウンセラー」という言葉は日本では馴染みがありませんでした。


しかも当時は、


日本のカウンセリングは世界に比べて約100年以上も遅れている状態でした。


とは言え、


未だに日本のカウンセリングは遅れているのが実情です。


しかも日本の場合、


宗教教育が行われていないので、


多くが「単なる指導」というような形になっており、


あまり意味のない「知識」を基にしているので効果もさほど出ません。


ましてや子どもに関わる職の多くの人が、


大人目線で子どもを見るので子どもの本心も見抜けず、


解決に至るケースも少ないですよね。


そのようななかでの「子ども家庭庁?」というのを設置してもあまり意味がないと思いますね。


そもそも子育てや教育は文科省や厚労省の役割ですからね、


なのでそのようなものを設置しなくても、


文科省が学校教育や家庭教育に社会教育などを、


そして厚労省が家庭教育(幼児期)をキチンと正しく理解して行えば済むことです。


それが出来ないのに「子ども家庭庁」など設置しても、


さらに問題が増えるだけですよ。


でも、


このレベルが現代(いま)の社会なんですよね。


何のために母子手帳があり、


何のために児童憲章があり、


何のために教育があるのでしょうね。


そもそも全ての問題が教育にあるということも知らなければなりませんね。


家庭教育も学校教育も社会教育も、


何でも試験で知識があれば良いというのではないことを知らなければなりませんね。


確かに知識は必要ですが、


何のための知識なのかということも理解できなければ知識を身につける意味もないですね。


それに、知識はあってもそれを活かす、


実践力がなければ宝の持ち腐れですよね。


そのような人をたくさん見てきました。


とにかく政府には、


もう少し国民や国の状況を把握して、


もともとある土台を正したから新たな政策を打ち立てて欲しいものですね。


今後も犠牲になる子どもたちが増えていくのを見たくありませんよね。


「思いやりの心」や「為に尽くす精神」が無ければ、


新たな問題や犠牲者を増やすだけです。


そのことを確りと肝に命じて置かなければなりませんね。


今回も僕の愚痴のようになりましたが、


子ども指導の専門家が子どものことを理解できず、


問題解決が出来ないのをたくさん見てきたのでついこのように書いてしまいました。


少しでも社会が改善されていくことを願うばかりです。