今朝も地震が発生したようですね。
昔の事をおもいだします。
東京へ出て間もない頃、
江戸川区のとある会社に勤めていたときのことです。
突然建物が揺れ始めました。
僕が慌てて、
「地震だ、地震ですよ」
と、あわてて側にあった柱につかみかかると、
周りの人たちは、
「いつものことだから大丈夫」
と、一瞬事業を止めたものの平気な顔をしていました。
それどころか、
驚く僕を見て笑っていましたよ。
しかし皆さん、
これからは、
「いつものことだから」
などと言ってる場合ではありません。
それは、
徐々に巨大地震が近づいてきているからです。
10年前の、
東日本大震災の事を思い出してください。
津波発生の知らせにも、
「大したことないだろ」
と、油断して命を落とした人も少なくありません。
地震は何故、
私たち人間には予測出来ないのでしょうか?
人間以外の生き物は地震発生を予測できるようです。
しかしそれには、
ハッキリとした理由があります。
それは、
「予言は本当にあるのか、当たるのか」
この事と、
現代社会の事象を歴史的に見ることが出来れば解るでしょう。
とにかく、
私たち人間にも、
本来は地震を予測する能力があるのですが、
物に頼りすぎて自然の力を無視してきたから、
先見の目や予測する能力が低下しているということです。
それともうひとつ例えれば、
警察が良からぬことをしている業者や家宅捜査などを行うとき、
事前に「いまから家宅捜査をしに行きます」とか、
「今からガサ入れにそちらへ行きます」などと伝えますか?
伝えれば証拠を隠したり逃げたりするので、
捜査は予告なしに突然行いますよね。
じつは地震もそれと同じようなものです。
ですから、
突然地震が発生しても、
同じ場所に居ながら助かる人と助からない人が出るのです。
日頃から人目につかず、
表向きは真面目にしていても裏で悪いことをしていたり、
日頃からの意識や生活様式などで運命は両極端に別れるのです。
ですから、
日頃からの思いやりや言動などがとても重要なのです。
これらは、
地震だけではなく、
あらゆる災難や危機にも同じことが言えます。
話は少し逸れますが、
我が家のドアの外に人が来たとき、
郵便配達の人であれば「⚪⚪が来たよ」と家内に伝えると、
約9割くらいは当たります。
人が訪ねてきたときもそうです。
見えなくても、
建物の中から外の様子が分かる、
私たち人間でも訓練すればこのようなことは誰にでも出来るのです。
以前に紹介した「心の4つの窓」に書いてますように、
私たち人間にはまだまだ明かされていない能力が多くあります。
ですから、
本当にわずかな知識でものごとを判断しないでください。
今後もしばらくは全国的に地震は起こりますし、
中には大きく発生することもあるでしょう。
日頃からの意識や生活改善などで、
今後のあらゆる危機を乗り越えましょう。