先ほど買い物へ行ってきましたが、
高校の前を通ると、
部活をしていたのでしょう生徒が数名通り過ぎました。
ところで、
進学受験生の皆さんは、
既に受験勉強に忙しい日々を過ごしていることでしょう。
今回は高校受験についてお話ししたいと思います。
不登校でほとんど学校へ行かなかった僕ですが、
テストではそこそこに点数をとっていました。
(でも、社会や英語は最下位でしたね(笑))
その僕が教育関連の仕事をしていたので、
小学校や中学校の同窓会では僕の話題に終始していたようです。
同窓会でも不登校の僕が、
時々会う同級生などから聞いた話です。
ところで高校受験生の皆さんは、
効率の悪い勉強をしていませんか?
学校はもちろん、
塾や家庭教師でも知らない勉強のことをお話ししましょう。
僕がむかし、
進学塾の講師をしていた頃の教え子たちには、
僕の指導やアドバイス通りに頑張った生徒で受験に落ちた生徒はいませんでした。
学校では勿論、塾でも家庭教師でも家庭でも、
偏差値、点数だけをみてアドバイスをしておりますが、
それだけでは本当の実力(学力)を身につけることは出来ません。
そもそも義務教育とは何か、
其々の教科の目的や役割などが理解できていなければ、
本当の正しい教育指導は出来ません。
ですから僕は、
家庭訪問をして、
「家庭で子どもの勉強に口を出さない」
「子どもに対して、『勉強しなさい』とか『宿題しなさい』など、学校の勉強に口を出さないこと」
ということを子どもの前で親と約束しておりました。
それで良いのです。
当然ですが、
その分、僕の方で必ず学力を身に付けさせるだけでなく、
本人の希望する高校へ進学できるよう徹底して指導していました。
親や教師から言われなければ勉強しないようでは、
短期間に実力(学力)をつけることは難しいですね。
それから、
学校や塾、それに家庭教師でもやってしまうのが、
成績の低い生徒に簡単な問題や下の学年の問題など基礎的な事から始める人が多く見受けられます。
これは、
指導力の無さを知らしめるようなものです。
それから、
指導者や親は、
教科指導にばかりに目を向けてしまいますが、
本当の実力(学力)を短期間で身につけさせるには、
尚更そのような指導だけでは限界があります。
僕は、
初めて教える生徒たちには、
必ず勉強の目的や役割、
教科別の勉強の仕方などについて教えます。
ですから、
初日の授業はほとんどが勉強ではなく、
話だけで終わることが多いですね。
塾の生徒の家庭訪問でおやからよく聞いたのが、
「うちの子は遊んでばかりで、本当に勉強しないんですよ。どうしたら良いでしょうね」
という言葉でした。
それでも僕は、
「そうですか、でも、心配要りません。家庭では、『勉強』や『宿題』に関して絶対に口を出さないでください」
と、説得しておりました。
中学生であれば、
先ずは数学を徹底して鍛えれば国語力もついてきます。
そして数学は1週間に2回(1回に1時紺程度)の勉強で十分です。
ただし、
英語や社会(地理・歴史・公民)などは、
1教科を30分くらい毎日つづけることでしょうね。
受験生を担当する指導者は、
子どもの勉強以外のところが大事なので、
そのところもよく見ながら指導すべきですね。
子どもたちの合否が、
入試直前に9割以上分かるようにならなければいけませんね。
とにかく、
受験生を担当する指導者や親は、
正しく指導しながら見守りましょう。