昨年からコロナ禍で、


教科指導が思うように進まないと嘆く教師に、


勉強が進まなくて心配と嘆く親。


しかし、


コロナ以前からもそうだったのでは?


本来なら、


勉強が嫌いな子どもはいないことや、


自ら勉強するのが子どもなので、


そのように育てなかった親と、


そのように指導できない教師の問題ですよ。


自ら勉強しない子どもの原因はいくつかありますが、


1つは幼児期の子育てです。


特に重要なのが3歳前後の子育て。


いろんなものに興味を示し、


質問が多くなりますね。


その時の子どもへの対応の仕方で、


親子の信頼関係や勉強への基礎力が身に付くかどうかが違ってきます。


幼児期に家庭で行わなければならないのは、


学校で教える勉強のようなものではありません。


親の愛情をベースに、


生活に必要な最低限の家庭内ですべきことや、


社会的ルールやマナーなどの基本的なことです。


小学校入学の準備としては、


集団になれることや最低限のルールやマナーなど


最低限の事が出来れば良いのです。


子育てがしっかり出来ていれば、


学校の勉強に関しては親が口を出さなくても、


自ら進んで勉強するようになります。


一方、


学校では、


勉強の必要性や目的などを子どもにきちんと教えなければなりません。


また、


宿題を出すときには、


教師自身が自分の責任で対応をすることですね。


決して、


親に協力を求めてはいけません。


そもそも、


義務教育で教える内容は、


基礎力のある子どもであれば短期間で身に付く内容です。


それが解らないようでは、


指導者として失格ですね。


未来の創建者となる子どもたちだからこそ、


正しく、確りと育てなければなりません。


義務教育は人間社会で生きていくための基本ですから、


全員がその内容の80%以上が理解できるようにすれば良いのです。


ひとりでも多くの子どもたちが、


大人からの虐待やいじめなどを受けず、


また、無責任な教育や子育てを受けず、


心身ともに健やかに育つことを祈念しております。