世の中には、

 

科学が発達している現代(いま)の社会でも、

 

解決できていないことが山ほどあります。

 

逆に見れば、

 

現代科学で解明できていることは全体のほんの一部でしかありません。

 

ましてや、

 

私たち人間の「知識」なんてほんのわずかなものです。

 

それなのに、

 

いかにも全てを知り尽くしたようにふるまう、

 

いわば「知ったかぶり」の人がいかに多いことか。

 

「知ったかぶり」と言えば、

 

むかし塾の講師をしていたころを思い出します。

 

時々授業中に子どもたちへ、

 

「何か質問があれば言ってくれ。何でもいい」

 

と言ったところいろんな質問が出て、

 

その場では答えきれないことや、曖昧にな知識のものなども多々ありました。

 

そのような時には、

 

「すまん、それは宿題にしてくれ。次の授業までには必ず答えるようにしておく」

 

と言って帰宅後すぐに様々な手段で調べていました。

 

例えば次のような質問もその一つでした。

 

「先生、病院で使う注射器の針は、どのようにして造られていますか?」

 

と言うのがありましたがこれも宿題にして、

 

帰宅すると医療機器メーカーへ電話して教えていただきました。

 

とにかく僕は、

 

「知ったかぶり」が大嫌いなので、

 

自分で納得するまで考えたり調べたりしています。

 

それに、

 

時として「知ったかぶり」をすると後で恥をかいたり、

 

場合によっては命取りになってしまいます。

 

ネットなどで「デマ」情報が氾濫しているのは、

 

ひとつにはこの「知ったかぶり」の人が多いのではとも考えられます。

 

これまでの、

 

「正直者は馬鹿を見る」

 

と言われた時代は終わりをつげ、

 

今後は「本物」の時代へと変わっていきますので、

 

これからは「正直者が天下とる」時代になっていくでしょう。

 

コロナウイルスは、

 

これまでの歴史に終止符を打ち、

 

新たな時代へと転換してくきっかけをつくるものです。

 

今後もいろんな出来事が起きてきますが、

 

皆様の健康と安全を願っております。