今夜の夕食の時に家内が、
「現代(いま)の主婦の多くは、調理番組や本などを参考に料理を作るよ」
と言った言葉が、
何故か僕には聞き捨てに出来ない言葉でした。
何故なら、
この話のあとのニュース番組でまた、
虐待による幼児死亡のニュースがあったからです。
むかしは、
3世代、4世代家庭が普通でしたね。
しかし、
戦後に団地などの住宅が出来ると、
結婚を機に家族から独立して生活する家族、
いわゆる「核家族」が増えてきました。
更にその事に追い打ちをかけるように、
教育に於いては「義務と責任」を無視した「権利」の主張や、
間違った「自由」の名のもとに「自己中心」や「ワガママ」に育つ人が増えました。
中でも、
「核家族化」の問題は、
様々な社会問題も産み増やしてきました。
例えば、
前述したような子育てや料理等にも、
しつけやマナーなどをキチンと教える祖父母の存在がなく、
料理もそれぞれの家庭などで引き継がれてきた料理が途切れる事も多いですね。
先程の幼児虐待死事件も、
親が子育ての仕方を知らない、
相談できる祖父母がいないなど、
本来なら学校が行う「知育重点」の子育てが家庭でも増えて、
キチントした子育てが出来ないという点も社会問題の1つです。
ニュースに出て来るのは、
全国で起きている「虐待」の氷山の一角に過ぎないでしょう。
子育て知識に弱い親は、
「虐待ではなく、躾(しつけ)だ」
と言いはる者が多いですね。
「躾」を知らない親、
世も末ですね。¯_༼ •́ ͜ʖ •̀ ༽_/¯
3世代家庭が多いといえばたしか、
長野県が最も多かったのではないでしょうか?
3世代家庭では、
核家族と違って良いことが多いですよね。
子育てにしても、
祖父母がいれば父母が共働きも出来る。
更には、
子どもが成長して働くようになれば、
家賃や光熱費など安くて済むので、
資産も増やせるなど良いことが多いです。
それに僕も昔、
仕事がら多くの家庭を見て来ましたが、
多くの家族に囲まれて育った子ども、
祖父母がいたり、兄弟姉妹の多い子どもたちには確りした考えや思いやりのある心など、
人として必要な要素を持った子どもが多く見られました。
とにかく何事にかけても、
3世代以上で、家族や兄弟姉妹の多い家庭ほど、
心優しく思いやりがあり確りした人が核家族に比べて多かったです。
政府も、
訳のわからないことばかりしないで、
もっと国民の現状や真実を観て、
今後のあらゆる問題に取り組んで欲しいと願っております。
