「心の壁を崩せ」は、

今回で最後ですが、

この内容は今後重要になりますので確りと覚えていてください。

人は誰も皆、「心の4つの窓」があります。

ですから、

見えるところだけで人を判断してはいけませんね。

ましてや、

自分の知識を自慢するのも問題ですが、

自分の知識だけで人を見るのも良くないですね。

ところで、

「心の壁を崩せ」とはどういうことか、

皆さんは解りましたでしょうか?

僕は昔、

とても人見知りが激しくて、

初めての人や複数の人たちの集まりに入っても、

とても話など出来ませんでした。

しかし、

16歳、いや、17歳の頃だったかな?

PL教団という宗教団体(本部は大阪)の日田教会の青年部長になった時、

全国青年部役員の修練会が大阪の本部で行われ参加しました。

修練会のある大会場にて全員(約500名)が一同に会し、

「舞台に立って話したい方は前の方に来てください」

というアナウンスが流れました。

心の中では、

「自分も前に出て話したい。けど、何を話してよいか分からないし緊張する。どうしようかな」

などと葛藤しているうちに、

ふと気づくと自分も前に出て椅子に座り順番を待っていました。

しかし、

何を話そうかと模索しているうちに僕の横の人からつつかれて順番が来たのを知らされました。

それでもまだ迷いながらうつむき加減で舞台へ上がると、

マイクの前に立った瞬間に緊張が最高潮に達しました。

が、しかし、次の瞬間、

会場から一斉に笑い声が沸き起こりました。

一瞬、何事か分からずキョロキョロしていると、

あることに気づきました。

それは、

僕の着ていた青年部の制服が大きすぎて、

手足が出ていないことでした。

皆がこの事で笑っているのだと気づいたら、

何故かホッとして気が楽になり、

それからは衣装についてスラスラと話が出来て拍手喝采のうちに終わりました。

終わったあとは皆から声かけられて、

最後まで楽しい修練会で終わりました。

このときから僕の心の壁の一部が壊れ始めました。

その後は、

様々な職業や活動などでいろんな人と出逢い、いろんなことを体験していくなかで、

僕の心の壁は次第に崩れていき、

どこへ行っても、

誰と逢っても、

どのような場所でも、

直ぐに人と仲良く、楽しく話をすることが出来るようになりました。

もちろん、

国内だけでなく、

海外でも、

どのような人でも、

気軽に話が出来ることが楽しくなりました。

ですから、

塾で集団教育するときにも勿論子どもたちには同じように接して、

誰とでも同じように接することが出来ました。

当たり前の事のように思うかもしれませんが、

※(子どもたちからは時々、「○○先生は差別する」とか、依怙贔屓するなどということを聞くことがありました)

また中津市では、

共産党議員と自民党議員、警察と反社会的団体の人、宗教団体と地域の団体など、

まるで反対側の人たちの間に3度立ち、3度とも両者から協力を得られたことは大きな出来事の一つでした。

以前ある人から、

「あだちさんは、どんな人とでも楽しそうに話が出来ますね」

と、言われたことがありますが、

とにかく心に壁が無ければだれとでも仲良く、楽しくなれますし、

お金では買えない楽しさに沢山出逢うことが出来ます。

これは僕の体験のほんの一部に過ぎませんが、

心に壁があるのと、無いのとでは人生が大きく違ってきます。

ある時、

統一教会の歴代会長さんのある人が大分での講演会で、

「心の壁を崩しなさい、そうすれば全てが良くなります。しかし、統一教会の皆さんは、心の壁が厚くてなかなか壊れません。とにかく心の壁を崩しなさい」

と、話をされたのを今でも忘れません。

心の壁を崩せば、

「差別」や様々な「ハラスメント」は勿論、

全ての問題が解決に導かれます。

皆さんも、

心の壁を崩して、

楽しい人生にしていきましょう。


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