今月の11日、
日本教育学会は政府に対して声明文を出しております。
日本教育学会は、
日本学術会議に属する教育専門の学会ですが、
今回の声明文ではテレビでも話題に上がった、
学校の「9月入学」を要請するような内容となっております。
この日本教育学会のことは僕もよく知っておりますが、
声明文でも分かりますようにこの程度です。
だからこのような声明文を、
いまのこの段階で出してきたのでしょう。
「9月入学」については、
僕も以前にお話ししましたように世界の様式に統一することであれば良いと思います。
ただ、
何の準備もなしにコロナによる混乱の中での変更は無理だと思いますね。
それこそ、
マイナンバーカードのように見切り発車となり、
後にトラブルを招くことは容易に推察することができるでしょう。
9月入学については、
もう少し時間をかけて基礎を築いた上で行うべきでしょうね。
今回の休校中の格差を無くすことは、
プロの教育者であれば難しくないはずです。
日本教育学会も、
専門学会の団体であれば、
このような声明文を出すのではなく、
もっと真剣に学校教育の問題に取り組んで欲しいものです。
日本教育学会が、
本物のシンクタンクと成れることを願っております。