きれいな話ではないので申し訳ありませんが、

 

じつは夕方、

 

トイレで起きた出来事です。

 

いつものように便座に座って、

 

何気なく下を見たときでした。

 

便器の中を、

 

前方から後方へ向かって、

 

何やら大きな蜘蛛のような、

 

でも、足などもなく直径約4センチくらいの毛玉のような丸いものが、

 

スーーー―ッと移動しました。

 

すると次の瞬間、

 

僕のお尻を撫でるようにかすめていきました。

 

慌てて立ち上がり、

 

便器の中や外回りなどを見まわしたのですが、

 

どこにも、何もありませんでした。

 

とにかくその場は、

 

気持ち悪いと思いながら用を足して、

 

終わった後に便器の中を清掃用のたわしで隅々までこすりましたが、

 

結局何も出てきませんでした。

 

そのことを家内に話すと、

 

「霊現象いじゃない」

 

とあっさり一言。

 

確かに二人とも、

 

これまでに何度も霊に悩まされたことがありましたので、

 

霊の仕業であれば確かにそれで済むことです。

 

ですが、

 

お尻を撫でられた感触が残る僕は今でも変な気分です。