先ほどまでテレビでは、

 

高校教師と生徒の問題について話されていましたが、

 

今回は、健康について考えてみましょう。

 

 

広辞苑とブリタニカ百科事典で「健康」について調べてみましたが、

 

簡単な事柄しか書いてありませんね。

 

ところで一般的に「健康」という言葉と文字からは、

 

「私はこれまでに、病気をしたこともないし、健康そのもですよ」

 

と、体の健康でおっしゃられる方も多いことでしょう。

 

しかし、ちょっと待ってください、

 

それだけで本当に健康なのでしょうか?

 

以前にある医師の方がテレビで、

 

「私は長年医師をやっておりますが、老衰による自然死を一度も見たことがない」

 

と仰られたことが今でも印象に残っております。

 

それもそのはずです。

 

歴史的にこれまで、

 

本当に「老衰による自然死」で亡くなられた方は一人もいないからです。

 

これまでにも何度かお話ししましたが、

 

本来人間が完成し、本当に健康であれば、

 

人間の肉体の寿命は120~130歳くらいだと言われております。

 

また、

 

亡くなられた後に病気だったと分かる人も多くいます。

 

たんに「健康」と言っても、

 

母子健康手帳にも書かれておりますが、

 

一般的に「心身ともに健康」と言われますね。

 

しかし、体(肉体)の健康については誰でも直ぐに分かりますが、

 

それ以外の健康についてはなかなか自覚も難しく、

 

精神医学の専門家でも治せないことが多いというのが実情です。

 

母子健康手帳には、

 

自閉症を早期発見するための項目もありますが、

 

項目が少ないということもあり、

 

医師でも発見できないことはよくあります。

 

それは、「心」に関する学問は勿論、人間に関する学問がまだ未熟だからです。

 

ですから、

 

いくら精神医学や心理学を学んでいても、

 

治療やカウンセリングでも病気治療がうまくいかないことがほとんどです。

 

僕のような医師でもない者が、

 

大学病院に長く通院していた患者さんをカウンセリングして、

 

その患者さんが短期間に治ったのは、

 

現代の医学などでも理解できない分野を扱うということと、

 

患者さんが素直に助言やアドバイスを聞いて実行してくださったからです。

 

宗教が本来の役割を果たしていれば、

 

現存する病気の約7~8割は治るでしょう。

 

また、

 

医学では「生活習慣病」と言う言葉を用いることも多いのですが、

 

要は生活習慣や性格、ストレスの蓄積などが根底にあるのですね。

 

詳しく書くと長くなるので、

 

今回はこのくらいで失礼いたします。

 

因みに皆様も、

 

辞書などで「健康」について調べて見られては如何でしょうか。