今朝の特ダネ(フジテレビ系)の番組でもありましたが、
群馬県で横断歩道を横断中の中学1年生の男子が、
走ってきた車に撥ねられたということでした。
僕もこのブログで何度も書きましたが、
横断歩道を渡ろうとしても、
止まってくれる車はほとんどありません。
ですから、
先日もブログに書きましたように、
横断歩道で車が停まってくれるという、
本来であれば普通のあたりまえのことがとても嬉しくなるのです。
今朝のテレビでは、
ドライバーの約8割が横断歩道で停まらないと言っておりましたが、
僕の確認した数字とほぼ変わりませんね。
プロのレーシングドライバーから見て、
「一般道を走るドライバーの約8割は運転が下手だ」
と言うのを昔聞いたことがありましたが、
確かにそれは僕も感じますね。
ところでこの、
「運転が下手」
と言うのには二通りあります。
一つは「マインド」、
つまりルールやマナーを守らないとか、思いやりなどが無いという問題。
そしてもう一つが「スキル」です。
スキルとは、
勿論運転に関する知識と技術の問題ですね。
例えば、
この写真ですが、
路面にこのようなひし形のマークが白く描かれているところがありますね。
いつだったかテレビで言っておりましたが、
このマークの意味を知らない女性ドライバーも多いとか。
皆さんは、
このひし形のマークの意味は分かりますよね。
じつはこのマーク、
この先に、
横断歩道がありますという印ですね。
ですから、
このマークがあったら、
速度を落として横断者がいないかどうか確認しなければならず、
もし、横断者が居れば、
一時停止をして横断者を先に渡すようになっていますよね。
しかし、
多くの人がこのルールを無視しているのが事実です。
また、
信号無視も多いことは明らかですが、
このように、
ほとんどの人が、
軽い気持ちで運転をしており、
事故の被害者、もしくは加害者になって初めて気づくというのが現実です。
もっとひどいのは、
人を撥ねて逃げたり、
逮捕されると言い訳ばかりをしたり責任転嫁したりと、
全く大人げないのも事実です。
そのような社会だから、
交通事故や様々な問題も解決できないどころか、
自然災害まで招いてしまうのです。
飲酒運転者が無くならないのも、
このような事からでしょうね。
人を撥ねるドライバーは、
人にもう突進してくるイノシシみたいなものですね。
事故を無くしには、
ドライバーの「マインド」と「スキル」の問題ですが、
運転免許証の意味がよく解っていないという問題もありますね。
そういえば、
今日のニュースで、
福岡で警察から逃げようとしたドライバーが、
高速道路の橋脚に衝突してケガをしたとかいうのがありましたが、
100%逃げることは出来ないんですよね。
自ら罪を重くするという愚かな行為ですよ。
いずれにせよ、
交通事故が減ることを心より願っております。