先週の金曜日、

 

フジテレビの「バイキング」と「グッデイ」の番組で、

 

神戸市の小学校で起きた教師によるいじめ問題(正確には事件)についての放送がありましたね。

 

その日のバイキングに出演されていた東国原氏が、

 

「カウンセラーが圧倒的に足りないので増やしたらいい」

 

というようなお話をされたことをふと、思い出しました。

 

確かに僕の周りでも、

 

カウンセラーは少ないものです。

 

だからと言って、

 

カウンセラーを増やしたところで解決は難しいでしょうね。

 

何故なら、

 

僕はスクールカウンセラー制度が出来るよりずっと以前から、

 

カウンセリングで学校回りなどをしておりましたが、

 

スクールカウンセラー制度が始まった後でも、その効果がほとんど出ていない現実も見てきているからです。

 

何故か日本人は、

 

「資格」や、「知名度」など、

 

実力よりも肩書や形式などに拘るんですね。

 

 

ところで、

 

以前からブログでお話ししてきましたように、

 

今回の神戸市の教師によるいじめ問題(正確には事件)で、

 

こどもの「いじめ」は、

 

親や教師から発生していることが少しはご理解いただけたのではないでしょうか。

 

「いじめ」問題に関しては、

 

解決できる実力のあるカウンセラーが全国的にあまりにも少なすぎます。

 

しかも、

 

実力のあるカウンセラーの大半の方は、

 

カウンセラーの資格など持たない人が多いのも事実です。

 

ここに先ほど記しました、

 

「肩書」「資格」に固執しすぎるところがありますね。

 

確かに知識はある程度必要ですが、

 

僕がこれまでに読んだ「カウンセリング」や「心理学」に関する書籍には、

 

参考になることはほとんどありませんでした。

 

参考になったことと言えば、

 

それは、

 

「心理学」にも意味のないものが多いこと、

 

それから、あまり使えない心理テスト?

 

そして、実力に見合わない高額な報酬です。

 

いやあ、

 

ここまでくると、本当に大したもんですね。

 

カウンセラーを増やすのは良いことですが、

 

肩書や意味のない知識などよりも、

 

実力を有して、実践力のあるカウンセラーを増やして欲しいですね。

 

心理学の分野も見直して不要な心理学は無くすべきでしょうね、

 

それに、

 

カウンセラーも本来は分けることの方が可笑しいですね。

 

産業カウンセラー、スクールカウンセラー、医療カウンセラー、コーチング、メンタルヘルスマネジメント・・・・?

 

どれをとっても、

 

「人の悩み」や「人間関係」、「病気」など、人の「心」の問題を扱うのが仕事です。

 

確かに日本のカウンセラーの歴史はまだ浅いですが、

 

それでも何故このように分けてしまうのでしょうね。

 

資格を与える側の単なる利益追求からかな?

 

僕も昔、

 

幾つか資格を取得しましたが、

 

あまり意味がなかったので、登録を破棄したり、更新もしませんでした。

 

そういえばむかし、

 

知り合いの大学教授の先生方とも話しましたが、

 

日本における、「資格」や「免許」の制度について、

 

根本から見直さなければならないときが来るでしょうね。

 

子どもたちの未来のためにも、

 

学校教育の見直しと改善は、

 

文科省の急務を要する仕事ではないかと思います。