小学生、中学生の親であれば、

夏休みに限らず学校の宿題は気になることでしょう。

それでも、

本気で子どもの為を思うならば、

子どもの宿題には絶対に口や手を出さないことです。

もし子どもさんが宿題をしないのなら、

それは、子育ての仕方に問題があります。

言わなきゃ勉強しない、言わなきゃ宿題をしないというのは、

根本的に指導が出来ていないと言うことです。

もし宿題をしないのなら、

そのままにしておけばよいのです。

二学期が始まり、

学校で宿題をしていない生徒に対して担当の教師が、

どのように指導するかは、

教師の指導力の問題ですね。

僕は塾や家庭教師をしていた頃、

学校の宿題を教えて欲しいと言う生徒が多いことに疑問を持ちました。

そこで僕の場合は、

絶対に宿題を教えたことはありません。

その代わりに、

勉強の仕方や問題の考え方など、

自分の力で宿題をやれるような指導はしておりました。

仮に宿題を手伝うことになると、

子ども自身の本当の学力が身に付かず、

勉強に対する向き合いかたも弱くなります。

そもそも勉強とは何なのか、

勉強とは誰のためにするのか、

宿題は何のためにあるのか、

せめてこの3つくらいは子どもさんにキチンと教えてあげて欲しいですね。

いまの社会を見ればよく分かるでしょう、

どれだけ成績がよくても、

どれだけ高学歴であっても、

現代社会に溢れる様々な問題を根本から解決できる事が、出来ますか?

更にこれからしばらくの間、

数年から数百年の間は、

誰も予測出来ないことが起きてくるのですから、

これまでのような子育てや教育では、子どもたちの未来はありませんよ。

この夏休みにも、

どれだけの子どもたちが犠牲になっていますか?

先ずは子どもの宿題には絶対に口や手を出さないことから始めましょう。