昨日の事ですが、

自転車で帰宅中に、

狭い道で普通乗用車が方向転換をしていました。

やがてその自動車は転換をほぼ終えて止まったので、

自動車を先に行かせようと、

動き出すのを待っていました。

右側に自動車、

左側には奥さんでしょうね、

ご婦人が立っていたので見送りかなと思ったもので、

自動車のドライバーさんに、

「お先にどうぞ」

と、手で合図をすると、

ドライバーの方も、

「お先にどうぞ」とこちらに合図しました。

すると、

ご婦人が「お先にどうぞ、どうぞ」と言いながら、

自動車に乗り込むようでしたので、

結局、僕が先に行かせて頂きました。

譲合いは気持ちいいですね。

しかし世の中、

「譲合いの精神」というよりも、

「俺が先だろう」「いや、私が先ですよ」

みたいな、

心にゆとりのない人が多いですよね。

横断歩道にしても、

「車が優先だぞ」「オラオラ、危ないぞ」

と、言わんばかりに目の前を通り過ぎる車。

横断歩道に渡ろうとする人がいても、

止まるどころか、

我先にと通り過ぎる車のドライバーが多く、

キチンと止まってくれるドライバーは、

ほんの一部のドライバーだけです。

子どもたちには、

「横断歩道は手を上げて」とか、

ドライバーに対しては、

「横断歩道に渡ろうとする人がいれば止まること」

と言いますが、

警察などがいなければ平気で無視するドライバーが多く、

横断歩道とはいえ、非常に危険なのが現実ですね。

そういえば以前に、

代行運転の仕事でお客様をお送りしていると、

「おい、もっと飛ばせ。チンタラ、チンタラ走るなよ」

と、急がせるお客様もいましたね。

でも僕は、

皆同じように、

「すみませんねぇ。制限速度ギリギリで走ってるので、これ以上速度は出せないんですよ」

と言いながら走りました。

このようなことからも、

ドライバーのマナーや姿勢が見えてきますね。

何事も焦らず、

ゆとりある心と譲合いの精神で、

交通事故や犯罪などの加害者、被害者にならない生活を心がけましょう。