近年になってよく、

「働き方改革」って見聞きしますね。

でも、

具体的にはどのような面から行っているんでしょうか?

いま問題になっている北海道における2歳児童虐待死事件での、

児童相談所の問題で改めて考えてみたいと思います。

僕には単に「労働時間の見直し」だけしか、

見えてこないんですよね。

それでもまだまだ改善は、

かなりの時間を要するようですね。

それから「労働」という言葉にも疑問があるのですが、

皆さんは「労働」についてどのように捉えていらっしゃるでしょうか?

僕は「労働」には大きく2種類あるのではと思います。

1つは、

「奴隷労働」で、

どのような事かと言いますと、

例えば「何でもいいから働かなければならない」という「世間体(せけんてい)」を意識して働くのか、

または、「お金のため」「家族のため」「老後の生活のため」などの理由であれば、

これらがいわゆる自分の本心ではないが、仕方なく仕事をしていることを「奴隷労働」と言うことですね。

そしてもう一方で、

「これが自分の本当にやりたかった仕事だ」とか、

「これが最も自分に適している」「これが自分の天職だ」などと言える仕事、

そのような仕事であれば、少々辛いことや大変なことがあったとしても、

さほどに苦にならずに仕事が出来る、これを「趣味労働」と言います。

なんでもそうですが、

自分が本当に好きでやっていることは時間の経つのも忘れるくらい集中出来ますし、

大抵の苦難も乗り越えられますね。

話は少しずれますが、

「日曜日や休みのなどは、ネクタイなど外して、ワイシャツやスーツなど着なくて、楽な服装にしたら」

と、家内からよく言われましたが、

独身の間はずっと日曜日や休みの日でも仕事をしていましたので、

それが僕にとっては普通でしたね。

教育関連やカウンセラー、医療関連等々、

時間や休日なども不規則な職業の人は沢山いらっしゃることと思います。

しかし、

それが「天職」であったり、

本当に自分が好きで、やりたい仕事であれば不平不満など出ないのではないでしょうか。

また、ストレスもかなり少なくなるのではと思います。

このようなことから、

「働き方改革」を本気で行うのであれば、

本来なら人材採用時に確りと確認すべきですが、

それが難しければ、採用後の3ヶ月の研修期間でよく見極めるべきではないでしょうか。

ニュースなどでよく、

「人材不足」という言葉を見聞きしますが、

問題は採用する側にも多くあると思います。

ほとんどの企業や団体は、

「利益」を最優先していますよね、

でも、そのような企業や団体は今後の新たな時代では淘汰されていきます。

それは既に起きていますね、

企業の統廃合や外資系の企業への売却など、

行き詰まる企業や団体のニュースも増えていることでしょう。

最も分かりやすいのが、

「サラ金」や「高利貸し」などと呼ばれた金融商社ですね、

何故、潰れて行くのかお分かりですよね。

人の救済を名目にお金を融資し、

いざ債権回収になるととんでもないことばかりする。

これでは、

自分で自分の首を閉めていることになりますね。

そのようなことは一般企業や団体でも未だにありますよ。

例えば、

電気料金の支払いが滞ると、

電気を止めてしまい、

残った負債を一括で請求する。

このやり方は、

一見すると正しいようですが、

これも本質的にはサラ金などと同じで愚かな行為ですね。

本当に賢い者は、

先ずは負債者の状況をよく確認し、

負債者を救援しながら回収するんですよ。

この方法が最も賢明なやり方であり、

両者にとっても将来的に明るくなる方法なんです。

いくら現代社会がそうだからと言って、

多勢に無勢というのも内容次第ですね。

有識者や専門家は、

利己主義などに走らず、

利他主義に徹し、本当に賢い知識の使い方をして欲しいですね。

子どもたちの未来の為に、

皆で頑張りましょう。