川崎児童殺傷事件以来、
刃物による殺傷事件が相次いでおり、
これを機に問題視されている事象のひとつに、
「中高年のひきこもり」
の問題が取り沙汰されておりますね。
若者よりも多くなったと言われている、
中高年のひきこもりということですが、
これまで何故、
解決の道が開かれて来なかったのか?
この要因の大きなものの一つが、
日本独特の社会ではないでしょうか。
子育てにしても、
周りの親たちと歩調を合わせようとしたり、
話が合わなければ疎外したりする親たち。
学校でも「個性豊かな人格形成」とか、
「個性を尊重し個性を伸ばす教育」
などと言われておりますが、
それは単なる見栄だけであって、
現実には個性の強い児童生徒が出ると、
頭潰しにかかったり仲間外れにするなど、
個性の尊重とはかけ離れた教育が行われています。
また、
学校だけではなく
企業社会でもそうです。
カウンセラー、各種相談員などなど、
専門家でさえ対応できない(カウンセラーや相談員など個人では出来ていると思い込んでいる)現実があります。
実力よりも学力を重んじるという、
おかしな社会の日本ですが、
これからもあらゆる問題が浮上してくるでしょう。
同じようなひきこもりでも、
個別にケースは異なり、
専門家のマニュアルには存在しない真実もあることを知らなければなりません。
カウンセラー、各種相談員などそれぞれの専門家は、
まず何よりも「人間」をよく知らなければなりません。
そのベースとなるのが、
以前から何度もお話ししています、
1+1=1の法則です。
事故や事件が起きてから慌てる、
なのに根本的な問題解決には至らない。
でも、
そのような社会ももうすぐ終わりですね。
今後始まる本物の時代は、
今は疎外されていても、
本当に実力のある人たちが認められる社会へと転換していきます。
皆様が、
今後のあらゆる災難、災害等から守られますよう祈念しております。