※⬇今朝の毎日新聞電子版より。
そういえば、
お札の絵柄は長年親しまれてきましたが、
今度の新しい絵柄が紹介されていましたね。
この中で親しみを感じたのが、
1000円札に予定されている北里柴三郎です。
北里柴三郎といえば、
伝染病研究で知られていることは勿論、
福沢諭吉、野口英世等との所縁もあり、北里研究所の創設者であるなど、
一般に広く知られている日本史にのこる偉人の一人ですね。
現在、
北里柴三郎の出身地である熊本県小国町北里にある、
北里柴三郎旧邸などが綺麗に整備、保存されて公開されております。
僕が初めてこの地を訪れた頃は、
雑草に囲まれた倉庫のような建物があり、
古くなった引き戸を開けて中へ入ると、
所狭しと詰め込まれた北里柴三郎が使用されたと見られる多くの書物や文書、
顕微鏡や関連用具に机、椅子などが雑に積まれていました。
ところが、
それから数年?
いや、10年以上経っていたかな?
倉庫のような所へ坂道を登ると、
敷地の入口右側には受付と案内所のような建物があり、
左には銅像が立ち、入場も有料になっていました。
資料館へ入ると、
綺麗に整列展示され、
初めて訪れた時とは様変わりしていました。
更にそれからしばらく経って訪問すると、
敷地へ入って資料館の左側も整備され、
旧邸? らしき建物などがあり、
一段と広く整備された名所となっていました。
北里柴三郎物語というドラマが、
むかしテレビでも放送されましたが、
このとき、北里柴三郎に勝野洋さん、妻役に宮崎よしこさん、北里柴三郎の母親役に水前寺清子さんなど、
豪華キャストで放送されたのを忘れません。
北里柴三郎の資料館を訪れたのはこのドラマが放送されるよりもかなり前のことでしたが、
北里柴三郎の生い立ちや詳しいことを知ったのは、このドラマでした。
その北里柴三郎と所縁のある福沢諭吉の旧邸の近くに住むことになるなど、
当然想像することさえありませんでした。
むかしから歴史は苦手で、
未だに歴史のことは何も知りませんが、
身近に触れたりすると少しは興味が出てきますね。
