※⬇Wikipediaより。

あっという間の平成時代でしたが、
「平成」で僕が一番に思い浮かぶのは、
仕事柄かやはり、「ゆとり教育」とか、「ゆとり世代」ですね。
公立学校で週休二日制が取り入れられたのは、
文科省のある人を日田市の小学校へお呼びした後でした。
公立学校で土・日休みになるという話を聞いたときから、
文科省は、とんでもないことを始めたと思っていました。
それ以前から文科省は、
授業時間を減らすなどしておりましたが、
その当時から生徒の成績低下などの問題が気になっていました。
冒頭に貼り付けたWikipediaの記事の最初に、
「日教組『ゆとりある学校』を提起し・・・」と、
ありますように、
そもそも「無責任教育のプロ」である日教組の要望から始まったことのようですね。
一時期、
学校教育で「詰め込み教育」という言葉が流行った事がありましたが、
多くの人がこの言葉に惑わされていたのではないかとも思います。
そもそも義務教育(小学校、中学校)で指導される教科の内容は、
それほど多いものではありません。むしろ、時間を多く取り過ぎではないかとも思うくらいです。
その証しとして、
私立の学校と公立学校の成績や内容で比べれば一目瞭然ですね。
数年前の僕のブログでも書きましたが、
小学校4年生だった女の子が、
約半年で中学2年生までの算数・数学を楽に解けるまでになりました。
また、
100点満点のテストでいつも一桁の点数だった生徒が、
数ヵ月(教科や個人差もあります)で50点以上取れるようになったり、
なかなか教科書を覚えられないと言ってきた小学5年生の男の子が、
国語の教科書を丸暗記してくるようにという宿題、たしか、5ページくらいではなかったかと思いますが、
宿題の範囲を約20分で丸暗記し、翌日学校で無事に言えて良かったと喜んでいたのも忘れません。
これらはほんの一部ですが、
子どもたちの本来持っている能力は、
まだまだ未知数ですよ。
僕がいつも、
「間違いだらけの教育」と言うのは、
僕自身が子どもたちの指導に当たって、
実践して、実績を作ってきたから分かったことです。
僕自身も小学校、中学校は不登校で、ほとんど学校へ行っておりませんが、
その僕でさえ、
子どもたちの学力を上げることが出来ました。
それから見れば、
大学まで行って教員免許を取得した教師にそれが出来ないのは、
どう考えても可笑しいですよね。
ですから、
「詰め込み教育」と言うのも間違いであり、
「ゆとり教育」の取り方、考え方も間違いではないかと思います。
このようなことから、
僕にとっての「平成」とは、
「ゆとり教育」という間違った概念が強く残る時代でした。
次の時代は、
教育が根本から見直される時代に成ることを願っております。