今朝の特ダネ(フジテレビ番組)の始まりに、

児童虐待が増えているという話がありました。

一人が、

「法整備を厳しくしなければ」

と話すとMCの小倉さんが、

「いくら法整備しても、これまでもそうしているのにいっこうに減らない」

というようなことを言っておりました。

流石は小倉さんですね、

小倉さんの仰るようにこれまでにも法的には厳しくなりましたが未だに虐待は増えています。

このようなことは、

児童虐待に限らず何事においてもそうですね。

何か事が起これば、

行政は直ぐに「法律」を新たにつくり厳しくします。

例えば飲酒運転もその一つで、

福岡県で子ども達が飲酒運転の車の犠牲になり、

平成19年に飲酒運転に関する法規制が強化されました。

このときは罰金の高額化や点数引き上げなどでしたが、

未だに飲酒運転は無くなりません。

児童虐待でもこれまでに法規制が強化されましたが、

虐待が減るどころか反対に増えていますね。

僕はずっと前からお話ししておりますが、

犯罪が起こる度に法規制の強化をするのは、

単なるその場凌ぎの一時的な処置であり、

まるで「もぐら叩き」をしているだけで根本的な問題解決には至っていないのです。

僕が教育に拘るのは、

全ての犯罪を根本から無くしていくには、

「教育改善」しかありません。

但し、

一般的に行われているような教育や法整備では、

医者が一時的な応急処置で行う注射のようなものです。

犯罪と処罰は、

もぐら叩きや応急処置でしかない法整備では、

根本的な解決には至りません。

どれ程優秀な成績を修めても、

どれ程優秀な大学を出ても、

どれ程優秀な知識を有しても、

問題解決が出来なければそれはただの「自己満足」にしかすぎません。

ニュースに出てくる被害の子どもたちは、

まだまだ氷山の一角にしかすぎません。

一日も早く、

子ども達が救われていきますよう祈念しております。