人は言葉を遣ってコミュニケーションを取ったり、

意思の伝達を行ったりしますが、

日頃何気なく遣うその「言葉」が何故か気になるのは、

僕の悪い癖ですかねぇー。

その気になる言葉から、

今回は「常識」という言葉についてお話ししてみようと思います。

※「【常識】
普通、一般人が持ち、また、持っているべき知識。専門的知識でない一般的知識とともに、理解力・判断力・思慮分別などを含む。」

という解説があります。

しかし一般社会では、

解説にある、「一般人が持ち」というよりも、

「個人的な知識」を基準に遣う人が多いような気がします。

自分には解っていても、

相手がその事を知らないと、

「そんなの常識だよ」

と、相手を見下すような言い方をよく耳にします。

むかし、

「『常識』なんて有って無いようなものだよ」

と、言ってきた人もいましたが、

確かに僕もそのような気がします。

例えば、

未来の人間からすれば「死んだら霊界へ行くのは常識」なんですが、

現代社会ではまだ、「霊界」という言葉を遣うことそのものが「非常識者」と捉えられる時代です。

また、

「北枕で寝るのは非常識だ」

と思っている方、まだまだ多いのではありませんか?

でも、

北枕で寝るのは本当は素晴らしいことなんですが、何故かこれが「非常識」扱いされているんですよね。

その理由のひとつには、

おそらく昔から(と言っても時代的にはまだ浅い)、

亡くなった人を北向に安直するからでしょうかね。

本来は、

地球の地軸の北の方から南へ向けて磁気が流れていることは誰でも御承知の事と思いますが、

北枕で寝ると、この磁気が人間の頭から入り身体を抜けて足から出るので、

脳の活性化や身体の調子を整えるなどの効果があるのではと思います。

僕はよく北枕で寝ますが、

その方が翌朝の目覚めが良かったり、

霊感が働くなど不思議なこともよくあります。

少し話が逸れましたが、

僕は人に対して、

「常識」という言葉はほとんど遣いません。

むしろ、

いつ、どこで、誰に言ったかも記憶にありません。

何れにしても、

「常識」とは有って無いようなものですね。

そもそも、

現代科学でさえまだまだ未解決の現象が多い事や、

生活様式も国内は勿論、世界各地で幅広く異なる現在社会の中で、

何を根拠に「常識」という言葉を遣うのでしょうね。

言葉ひとつで、

相手の心理や能力なども解るので、

言葉遣いには気をつけた方が良いのかも知れませんね。

特にカウンセリングを長年していたので、

尚更言葉の事が気になるのかな (^o^;)