子どもが犯罪に手を染めたとき、

マスコミも社会も、

即、親など家族を責める。

これは、

第一原因が家庭、親にあるので、

そうなるのだろうけど、

犯罪には学校(第二原因)や社会(第三原因)にも責任や義務を追うべきところがあることを知らなければなりません。

「いや、それはおかしい。自分は社会人として正しく生きているから関係ない」

などと言う人がいたら、

何をもってそのように言い切れるのでしょうか?

最も分かりやすいのが、

いじめや様々なハラスメントではないでしょうか。

いじめやハラスメントは、

そもそも大人が作り出したものであり、

大人社会から解決していかなければならないものです。

それを子どもに向けること事態が大人の愚かなところではないかと思います。

犯罪撲滅は全て、

子育ての段階から始まります。

次に学校教育の在り方や、

教育者の人格や指導力など。

そしてこれまでの日本における社会構成、

社会の在り方、思想なども影響が大きいです。

今回、

三田佳子さんの記者会見のなかで、

「子どものことは分からない」

というような発言がありましたが、

僕が長年カウンセリングや教育関連で多くの家庭、親を見てきましたが、

本当に子どもの事を分かっている、知っている親は数えるほどしかいませんでした。

殆どの親が、

勝手な思い込みで子どもを見ているのです。

子育てをしている方は、

子どもとのコミュニケーションを出来るだけ多く取るようにして、

僅かな変化にも気づけるような親子関係を築いて欲しいですね。

子どものいない僕でさえ、

子どもたちの見えない部分に気づくことが出来るので、

一緒に暮らす家族であれば尚更、子どもの事をよく知らなければなりません。

学校の勉強、成績中心の子育てをする人は特に、

正しい子育てを学び、実践されるようお願い致します。