昨年4月に自殺したという北九州市の女子高生について、

第三者委員会が調査内容を発表したと言うが、

いじめと自殺の因果関係はないと言う。

この点については、

長年カウンセリングで子どもたちや学校を見てきた僕にはとても信じ難い事です。

そもそも、

「自殺」ということの真意が理解できていないのでは無いでしょうか?

たとえ「自殺」でも、

相手を自殺まで追い込んだ者にも殺人の罪が発生するのであり、

いじめに関わった生徒たちの意識が変わらない限り、今後また、同じような事をしないとも限らないですね。

ましてや、

いじめは認めても関係性を認めないということは決してあり得ません。

もし関係無いのであれば、

何故、その女子生徒は自殺を図ったのか、

なぜ、SNSへあのような内容を書いたのか?

第三者委員会には大学教授も参加しているとのようですが、

僕も多くの大学教授を見てきましたが、大学教授だから正しいとは限りません。

弁護士なども然りです。

日本人の多くは、

大変な事態、事が起こらなければ、

事の重大性に気づかない。

僕が思うに、法律や憲法を根本から見直す必要があるのではないでしょうか。

現状の法律や憲法は、

事が起こる毎に厳しく押さえ込みで追加され複雑化し、

全ての法律や憲法を確実に守って生きている人がどれだけいるのでしょう。

例えば、車の飲酒運転による違反行為に対する罰則は厳しくなりましたが、

それで飲酒運転は無くなりましたか?

取り締まりや罰則を厳しくすれば良いというものではなく、

その後の指導や対策に問題があることは、ストーカー事件でも明らかですよね。

あらゆる問題対策に、

もっと賢明なる対応を期待しております。