※⬇今朝の読売新聞の1面より。


児童・生徒は減少しているのに、

なんで、「いじめ」は増えるのかな?

幾つかの要因がありますが、

僕のカウンセリング経験からすれば、

本来なら今頃「いじめ」という言葉は死語になっているはずなんですけどね。

文科省は何のためにスクールカウンセリングを導入したのか?

臨床心理士育成の目的は何なのか? 何のための資格なのか?

何故、専門家にこのような簡単な問題が解決出来ないのか?

そこには、

親、教師、カウンセラーに共通の問題が幾つかありますが、その根底には「人間」の事がよく分かっていないからです。

心理学をみても、「動物心理学」とか「社会心理学」、「発達心理学」などとあまり意味のない分野があります。

正直言って問題解決にこのような分類はあまり意味が無いですね。

要は、人間と他の動物(生物)との大きな違いや、

自然界の中での人間の位置関係や存在目的など、

根本的な事が分からなければ、「いじめ」問題の根絶は難しいでしょうね。

30年以上も前に、

日本教育学会の大会で発表させていただく機会がありましたが、

人権問題、いじめ問題、犯罪、各種ハラスメント、離婚問題・・・等々、

あらゆる問題を木に例えれば、様々な問題はその枝葉に過ぎません。

一般に行われているカウンセリングや相談、裁判などは、

木の葉を落としたり、枝を修正するようなものであり、根本的な解決には至っていないというのが実状です。

取り敢えずは、

僕がよくいう、「1+1=1」になる自然界の法則性や存在とその目的に関する「根本原理」を知らなければ何も始まりません。

ここで「いじめ」問題を考える上で最も重要なことは、

「本能」と「心」について正しく知ること、「心」は本来なら一つですが、未完成人間である私たちの「心」には、①邪心、②良心、③本心があるということと、何故、そうなったのか、

そして子どものいじめ問題を問う前に、私たち大人が心の壁を崩さなければなりません。

最重要点のみ羅列したので分かりにくいかもしれませんが、

今後のブログでまた、少しずつ書いていきたいと思っております。