衆議院選挙投票期日まで間近に迫ったニュースを見ていて、
各党の発言に無責任さが見て取れるものの一つに、「教育問題」があります。
子育て中の親、または養育者による子どもへの虐待や殺害、
教師による、児童・生徒、同僚などへの陰湿ないじめ、
更には児童・生徒同士のいじめやトラブルをも見逃す、若しくは指導も解決も出来ない教師、
これらの諸問題の解決も出来ないで、
どうして教育費だけに集中するのかな?
「学びたくても学べない子どものために学費を負担?」
この言葉には少し疑問がありますね。
「本当に勉強したい」と願っている子どもがどれだけいるか分かっていないのでは?
国が学費を負担することには大いに賛成ですが、
それ以上に重要な課題が成されないままの小手先教育論は避けて欲しい。
幼児期の子育ての結果は、
小学生、中学生、更には高校、大学、成人・・・
個人差がありますので、それぞれ成長して行く中で出てきます。
しかし、
暴力や犯罪などは遺伝等による「先天性」ではなく、
全ての犯罪は、子育て、教育、環境等による「後天性」に依るものです。
ですから、
中身のある子育て支援や家庭環境の整備、教育者の再教育等がとても重要なのです。
議員を目指す方々は、
これまでのような、その場凌ぎの政策ではなく、もっと真剣に取り組んで欲しいですね。
※⬇今朝の新聞記事より。