以前に図形の問題で、

正八面体の事を書きましたが、

正八面体がどのようなものか解りましたか?

塾の講師時代によく中学3年生へ画用紙を渡して、

 「今から正八面体を作って下さい」

という問題を出したところ、

正解者は平均して100人中、10人くらいでした。

何故これほど少ないのか、

幼児期から自分で物を作るということがほとんど無いからというのも大きいでしょうね。

最も多かったのは、

 「正八面体」と 「正八角形」を間違えた人で、半数を越えていました。

皆さんは、

この二つの図形の違いが解りますか?

先ず正八面体とは、正三角形が8個集まって出来る立体ですね。

これは、分かりやすく言えばエジプトのピラミッドのような正四角錐の物体を2つ用意して、

その底面同士をくっつければ、正八面体が出来上がりますね。

それに対して正八角形の方は、

角が8個あり、全ての辺の長さが同じである平面図形のことです。

※⬇それを下に図にしてみました。