いま、スマホに記録していた過去のニュースを見ていたら、
今年5月20日の毎日新聞電子版ニュースに、自いカラスの記事が出ていました。
僕が何故このニュースを保存していたかと言いますと、
じつは今から45、6 年程前のある日、
当時中学生だった僕はその日天気が良かったので、1人青空教室へ向いました。
山の頂上に近い見晴らしの良 い場所に寝っ転がると、
空のキャンバスに未来を描き始めました。
青空に浮かび、ゆっくりと形を変えながら移動する雲の様子を見たり、いろんなイメージを描いていました。
しばらくすると遠くから、
カー、カー、カー・・・と、
近づいてくるカラスの鳴き声が聞こえました。
それで、
カラスの鳴き声のする方を見るのですが、
声はするものの姿は見当たらず、
おかしいなと思いながら見回していると、
1羽の白い鳥が頭の上を飛んでいました。
しかも驚いたことにその白い鳥は、
「カー、カー、カー」
と、鳴きながら飛んでいました。
「えっ!? 何だあれ、カラスは黒いはずなのに、何で白い鳥が、カー、カー鳴くのか?」
他に飛んでいたカラスは全て黒いのに、何で白い鳥が・・・
珍しいカラスだとは思いましたが、当時はまだスマホどころか携帯電話などもありませんし、勿論カメラも持っていませんでした。
更に当日は学校をサボっての事だったのと、白いカラスなど信じないだろうと思って誰にも話していませんでした。
しかし、
今年になって白いカラスのニュースと写真を見ることになるとは夢にも思っていませんでしたが、
白いカラスは、本当にいたんですね。やはり、あれは幻ではなかったんだと、改めて、確信が持てました。
白い蛇や、白い馬などは実際に間近で観ましたが、
空を飛ぶカラスだけは近くで見れなかったので半信半疑でしたが、中学生の時に見た白いカラスは本当だったんだと分かっただけでも嬉しいです。
もしかしたら、
その子孫が今でも大分県日田市上津江町の小竹付近にいるかもしれませんね。