国会でも公共機関でも民間でも、

何か事あるごとに遣われる言葉、

「再発防止に努めます」

この言葉で締めますが、毎回毎回同じことを繰り返していますね。

何者であれ、人はまだ未完成です。

だから、

本来ならあってはならないのですが、一度や二度の失敗はありますよね。

しかし、ここで問題なのは、

冒頭に書いた、「再発防止に努めます」という言葉が、無責任に遣われている気がします。

そもそも人間には学習能力があるので、

問題が起きれば、

それを教訓に次回は対策を講じるでしょう。

ところが、

「再発防止に努めます」と言いながらも同じことを繰り返しているのが最も多いのが、公務員の飲酒運転と、「いじめ」問題が発覚した時の教育関係者のこの言葉です。

自殺を切っ掛けに、「いじめ」による問題が発覚しても、

ギリギリまで追い込まれなければ認めない。

そして更に、

いじめが認められると、「再発防止に努めます」というお詫びの言葉で締めますが、

毎回どこかで同じことを繰り返しているのも紛れもない事実です。

「いじめ」は100%解決出来るのに何故、解決しようとしないのか?

「いじめ」問題を解決してきた僕には不思議でなりません。

つまり、「再発防止に努めます」という言葉は、単なる口癖か、はたまた無責任な言い逃れなのか、

教育関係者、相談専門員、カウンセラー等々は、

一体何を学んでいるのでしょうね。

「再発防止に努めます」という言葉には、

「再発防止の為に今後(これから)は、⭕⭕に努めます」

という具体的な対策を盛り込んで欲しいですね。

「無責任時代」から「責任実行時代」へと変えていきましょう。