いまは、夏休み、
子どもたちは、それぞれに過ごしていることでしょう。
そんな子どもさんから突然、
「人間と動物は、どこが(何が)違うの?」
「人と人間は、どう違うの?」
「何で勉強しなくちゃいけないの?」
「神様って、本当にいるの?」
「幽霊って、本当にいるの?」
等々・・・・・・
このような質問をしてくる子どもは、素晴らしい子どもさんですね。
でも、子どもたちの、
このような質問に、
親(または教師)が正しく答えられるか、
どのような対応を取るかによって、子どもたちの将来や成長に大きく影響していきます。
僕もむかし、
塾の講師や家庭教師、カウンセリング等の仕事をしていた頃、いろんな質問に答えて来ました。
例えばある生徒からは、
「先生、注射器の針はどのようにして作られるのですか?」
とか、
「人間は、本当に猿から進化したんですか?」
や、中学生からは、
「数学の勉強は何故必要なんですか? 何の役に立つのですか?」
「高校入試には無いのに、何で音楽や美術など入試に関係ない勉強もしなければならないのですか?」
中には驚くような質問もありましたが、
知っていることはその場で答えて、知らないことや分からないことは僕の宿題として、
時には専門家に尋ねたり、次回までに調べて必ず答えるようにしていました。
勿論中には、
どうしても解けないものもあり、その時には必ず、
「申し訳ない。いろいろ調べてみたが解らなかった。だから、君がこれから勉強して、将来納得の行く答えを見つけてくれ」
と言っていました。
とにかく、
曖昧な回答や、知ったかぶりなど、不信感を持たせるような中途半端な対応は、絶対にしては行けません。
正しい対応は、優秀な子どもを育てます。しかし、「優秀」という意味を正しく理解していなければ、それもまた問題ですね。
例えば、東京大学大に入っても、犯罪者となる人もいますが、まさにこれは、間違った「優秀」な子育てや教育の結果です。
夏休みには、
学校では教えていないことを教えたり、体験させることも必要ですね。
子育て(教育)に頑張る人を応援します。