毎年の事ですが、

終戦記念日のこの月になると、

必ず学校を中心に「平和教育」が行われます。

しかし、

この「平和教育」について、

何か可笑しな事に気付きませんか?

そもそも「戦争」という言葉の概念じたいが間違っていませんか?

誰もが、「戦争」と聞くと、

まず真っ先に、

国と国との争いをイメージしませんか?

ところがその、

国と国との争いとは、そもそも集団の争いでしょう。

しかし戦争は、

いろんな形で、常に身近でも起きているんですよ。

例えば、

グループ対グループ、グループ対個人、

そして最小の戦争が、個人同士の争い(喧嘩)もそうです。

ところが学校の平和教育では、

世界大戦など大きな事象しか扱いません。

しかも、

過去の事はどのようにしても変えることは出来ないのです。

本当に世界平和を願うには、

先ずは身近な問題から解決して行かなければなりません。

過去に起きた事は、

変えることも、消すことも出来ないのです。

それよりも大切な事は、

争いをしない、むしろ平和な家庭づくりから地域、国家、世界へと拡大して行ける、

そのような夢と希望に満ちた子育てや教育が、本当の「平和教育」ではないでしょうか?

「平和教育」、「同和教育」、「人権教育」等々と言っている学校や教師こそ、

正しい教育が出来ないものです。しかもその家庭にもまた問題のある家庭が目立ちます。

「いじめ」問題すら解決できない、無くせない学校に、本当の「平和教育」など出来ません。

もし、

「今の日本は平和だ」

などと思っている人が居るならば、それは既に間違っています。

先ずは身近なところから、

本当の平和世界実現へ向けて努力しましょう。