子どもたちは夏休みに入りましたが、

今のうちに、

学校と勉強について正しく知る良い機会ではないでしょうか?

小学校、中学校は義務教育ですよね。

それは何故でしょうか?

それは、

子どもたちが、大人になって人間社会の一員として、

自立して社会に貢献出来るようになるための、最低必要な知識と技術を学び、身に付けるためにあるのです。

つまり、

「知育」だけでは無いと言うことです。

いつまでも世の中が良くならないのは、

最も重要な基礎教育(子育てと学校教育)が、間違って捉えられ、正しく行われていないからです。

話せば長くなるので、取り合えず今回は、「これだけは」について話そうと思います。

夏休みといえば、「宿題」が付き物ですが、

親はもちろん、家族の誰でも、

学校からの宿題を手伝っては行けませんね。絶対にだめです。

僕のブログをずっと以前から読んでいただいている方はご存知でしょうが、

宿題にもキチンとした目的が在ります。

親や周りの人が手伝えば、その目的が果たせなくなります。

親や周りの人がすべきことは、

勉強や宿題を手伝うことではなく、勉強の在り方や目的について教えたり、勉強出来る環境を与えることです。

因みに近年では、「宿題代行業」なるものがあるようですが、これは本来の教育を無視したものですので良くないですね。

特に大切なことは、「間違った教育概念」を親が捨てること。
(過保護、過干渉、放任等は大敵です)

それから、

夏休み中の家庭学習(塾へ行く場合は2時間以内)は通常、4時間から6時間くらいが最適です。

それも、連続では良くないですね。出来れば2度に分けることをお薦めします。

勉強は時間を掛ければ良いというものではありません。

また、教科によって勉強時間や方法は違って来ますので、それを知って工夫しましょう。

子どもたちが、

勉強の目的と方法を正しく知って、楽しく学力向上出来ることを願っております。