またまた学校の部活での体罰がニュースに出ましたが、
動画をネットに出していなければ、一部の人にしか分からなかった事でしょう。
世の中変わりましたね、
何時でも、何処でも、直ぐに動画を撮影して、
一瞬にして多くの人に知らせる事が出来ます。
でも、
それ自体が犯罪になることもあるし、
場合によっては投稿者自身が犯罪者になることも。
ところで体罰についてですが、
体罰を行った指導者だけを責めるのもどうでしょうね。
僕も塾講師や家庭教師の仕事をしていた頃、
生徒をひっぱたいた事も何度かありました。
男の子や女の子など、
3回以上同じ注意をしても聴かない場合にひっぱたきましたが、その中には親が暴力団員だったり、学校教師だったり、塾長だったり様々ですが、
その後のホロー(ホローの意味を勘違いしないように)はキチンとしていましたし、それで問題になったことはありません。
むしろ、その後によい結果を出しています。
何故なら、
気分や感情で怒るのではなく、
ハッキリとした理由の上で叱る(怒ると叱るは違います)からです。
それからまた、
更に問題なのはそういう生徒の親です。
子どもの事を分かったふりをして何も分かっていなかったり、ある年齢まではわがままに育てたり、親の一方的な考えを押し付けたり、
何か問題があると突然怒り出すなど、子育てにも多くの問題があります。
生徒の問題を言う前に、
親、教師などが、其々に自分の役割をしっかりと果たさなければ行けないでしょう。
街中で見かける子どもたちの様子を見ていると、
学校や家庭の様子などまで見えてきます。
悩みや問題を抱えた子どもを多く見かけます。
それだけ家庭や学校の問題が多いということです。
体罰を問う前に、
何故、そのようになったのか、状況を冷静に観て正しい判断が出来なければなりません。
一方的な側面しか報道しないマスコミにも責任はありますね。
本当の意味での 「善」と 「悪」を知らなければ、
本当に正しい判断も出来ないでしょうね。
ところでちと、話が逸れますが、
喫煙や飲酒を容認する、若しくは当事者や宗教家は勿論、政治家なども信頼できません、その理由をあなたは説けますか?
ちと逸れましたが、
ニュースで問題となる「体罰」は、
教師(または指導員)、児童(生徒)、親(家庭)の其々が自らを反省し見直すことが重要ではないかと思います。
子どもさんのいる家庭では、決して他人事ではありません。
今後、このようなニュースが出ないことを願っております。